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カワイイがつまっていないブログです。

ゆるさのトリコ。BAYCAMP2018参戦レポ

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「ゆるい」

よくこのように表現されている気がするフェスがあります。それが、川崎東扇島公園で開催されるBAYCAMPです。

baycamp.net

本当にその通りだなあと思い続けて、早7年。このフェスだけは、遠征費がかかっても行き続けています。そして今年も参戦してまいりました。無職なのに。

ということで、ぬるっと自己満足ベイキャンレポートを書きます

ちなみにフェス自体は9月8日に開催されたので、もうとっくに3週間が経過しています。

やっぱりゆ~るかった。BAYCAMP2018

ゆるいフェスといわれる、ベイキャンプ。クリス的、ベイキャンのゆるゆるポイントを挙げてみました。

走らなくていい

f:id:Qris:20180927002335j:plain(隣り合うメインステージ。ちなみに昨年の写真)

まず、これ。必死こいてステージ間を走り回る必要がないんです。

フェスでお目当てのアーティストを観るとなると、10~15分前にはステージへの移動を開始します。ちなみに大規模なフェスになると、端から端のステージ移動に30分かかることすらありますからね。もうそんな距離を全力疾走できるわけがない。普通にしんどい。

その点ベイキャンは、ステージが4つあるのに、会場自体がそこまで広くないから、ステージ間の移動で走る必要がありません。お目当てのアーティストがはじまる5分前、いやもはや「もう始まる~!!」みたいなタイミングでステージ移動をはじめても間に合います。

そして、最近のフェスでよく聞く、入場規制がほぼない。時間ギリギリに観にいっても、あれ全然余裕?みたいな感じです。ゆるりと焦らず、お目当てのアーティストのアクトに備えられるので、体力のない引きこもりにとっては、ハッピー!走らなくていい幸せプライスレス。

暑い時間が短い

f:id:Qris:20180927001734j:plain(反対岸にある工業地帯の光が燦然と輝く夜の風景)

10時とか11時とかの開演が多い、夏フェス。ベイキャンプは、オールナイトフェスのため、メインステージの開演が14時に設定されています。だから、日が暮れるのが他の夏フェスよりも早く、暑い時間が短いのです!

正直、暑さで体力の大半を持っていかれるので、この暑い時間の短さは大変ありがたい。暑い時間が短いことを知っていると、なぜか心にも余裕がうまれるんですよね。もちろん熱中症対策は必須ですが、その対策に必死にならなくて済むゆるさが、ベイキャンにはある気がします。

ただし、海もすぐそこで夜は結構寒いので、パーカーが1枚あると安心です。

困った時の〇〇〇〇ステージ

私の中でおいしいカロリーの塊とも言われる、フェス飯。割とどっしりと重いメニューが充実しているので、ちょっと小腹がすくオールナイトの夜中にはヘビーなんですよね。

そんな胃弱勢を救ってくれるステージが、ファミマステージこと「FamilyMart」。青と緑のラインが目印のコンビニです。ちなみにフェス期間中の品ぞろえは、限定品目を中心に、ファミマの本気がのぞけます。

夏フェスの会場って、大抵へき地に設けられるので、近くにコンビニなんていう贅沢な空間はありません。ですが、ベイキャンの場合、徒歩圏内にファミマがあります。

夜中になるとちょっと小腹もすくし、ちょっと肌寒くなってくる。そのタイミングでファミマに駆け込み、味噌汁を飲む。コンビニの味噌汁がこんなにも染み渡るなんて、ベイキャンに行かなかったら知らなかったかもしれません。すみませんちょっと大げさに言いました。

でも、フェス飯以外の選択肢があるというだけでなく、ちょっと困った時に便利なアイテムが買える場所が近くにあるという安心感が、ベイキャンにはあると思います。「なんとかなるか」と思わせてくれるからこその、ゆるさじゃないかなと。

問題が必ず起こる

って書きたかったのに~!!!今年は何も見つからなかった~~~!!!しいて言うならちょっと光装飾減らした?ってことくらい?全然問題じゃない~!!!あら探しさせて~~~!!!ベイキャンプ~~~!!!

 

というのはさすがに冗談ですが。本当に特に何の問題もなかったベイキャンプがはじめてで、拍子抜けしたというのは事実です。過去ブログから引用してみましょう。

  • 2013年:フードエリアのフードが夜中になくなる。
  • 2014年:大雨に降られ雷で避難体制に入るも、具体的な行動がなく、ライブが再開する⇒びしょ濡れになった観客をシャトルバス運行の観光バス会社が拒絶からの観客2時間以上のシャトルバス待機を課せられる⇒その結果、Twitterで運営クソとボロクソに叩かれる。
  • 2015年:夜中の仮設トイレがタンク満タンにつき使用不可になり封鎖され、人間の生理現象に訴えかける問題が発生する。⇒その結果シャトルバス問題は軽減するもののやっぱりボロクソ叩かれる。
  • 2016年:5周年を記念し、前代未聞のオールナイト2夜連続開催⇒前夜祭、アーティストにネタにされるほどの観客数を記録する。(参照『 #BAYCAMP 』前夜祭が伝説級に人がいなくて神フェスだったと話題に - NAVER まとめ
(引用:完璧じゃないフェスだから好きになる。BAYCAMP2016参戦レポより)

このように、ほぼ毎年なにかしらのトラブルを引き起こし、引き起こされていたベイキャン。ちなみにレポートを書き忘れた2017年には、「某アーティストが簡易女性トイレの上に乗りライブパフォーマンスしたため、ボロクソに叩かれ、運営もちょびっと叩かれる。」というトラブルが起こりました。運営悪くないのに。

今年は、特にこれといったトラブルもなく、本当に無事終了!って感じでした。しかも、問題視され続けていた帰りのシャトルバス問題も、今年は快適そのもの。スムーズすぎて恐怖すら感じました。

でもその快適さとは裏腹に、こライブ以外のところにもドキドキを求めてしまう、変なゆるさがあるとかないとか。

主催者の頭のねじが(いい意味で)ゆるい

f:id:Qris:20180927000858j:plain(川崎CLUB CITTA'で開催された前夜祭)

もともと、一夜限りのオールナイトフェスだったベイキャンプ。それが5周年を記念したタイミングで、前夜祭を含めた二夜連続オールナイトというイベントになりました。

いや、オールナイト二夜って冷静に考えたら、きついやん?
しかも5周年記念に開催した前夜祭、大スベリしたやん?

にもかかわらず、5周年から3年目を迎える今年も前夜祭が開催されました。まあさすがに、2017年からは東扇島ではなく、川崎市内のCLUB CITTA' での開催となりましたが。

フェスって参加者以上に運営する側が大変なイベントだと思うんです。滞りなくタイムテーブルを動かさないといけないし、スタッフへの指示もしないといけない。しかもトラブルがあればすぐに対応しなければいけないし。とにかく頭も体もフルスロットル状態だと思うんです。これをオールナイトでするって、しかも二夜連続でするって、頭のねじがゆるんでるのかなあ…と思わざるをえない。もちろんいい意味で、ですよ。

おかげで私は、「絶対、ライブ、行く!」と心に決めたバンドと出会えました。スタッフの頭のねじがゆるんでいてよかったなあ。ほんと。

参加者もゆるい 

f:id:Qris:20180927000648j:plain開演前の様子)

あと参加者する側も、気持ち、ゆるい気がします。ライブを観るために必死な感じがしないというか。全員が全員ではないですけれども。あるアーティストのために最前列を確保みたいな話もめったに聞きませんし。

あと、これは一緒に参加した友人たちを見ていて思ったんですが、酒飲みに来てる?朝から若干めんどくさかったけど?

酒なんかどこでも飲めんじゃん。ライブ観ろよ。と言いたくなりましたが、なんせ私自身も、友達と音楽談義をはじめいろいろ喋るだけの時間を楽しみに来ている節もあって…。

ライブの楽しみ方も、本当に人それぞれで。フロントゾーンでアーティストへの熱を燃やすがごとく動き回っている人もいるし、後ろのほうでゆったり座りながら見ている人もいる。それぞれの楽しみ方をとても大切にしているなあと感じます。

夜中になると、そこら中に場所を選ばず屍と化した人が転がっている風景が広がるのも、なんだか愛おしくて。警戒心ってなんだろうと思わせてくれるこの空間に、ゆるさを感じずにはいられないのです。

雰囲気はゆるいが、メンツはゆるくないベイキャン

さあ、だっらだらとBAYCAMPのゆるさを語ってきましたが、主に話すべきことを話していませんでしたね。ライブの話です。こっちをメインに話せよ。

BAYCAMPの特徴に、他のフェスにはないアーティストのラインナップが挙げられます。ちなみに2018年の出演アーティストはこちら↓↓

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アーティスト | BAYCAMP2018

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知らない名前がいっぱいある~!!!

まあ私も、音楽感度がめちゃくちゃ高いわけではないので当然の感想だとは思うのですが、他のフェスでは見ないアーティストが顔を揃えているっていうのは、なんとなくわかります。

近年フェスは、夏のイベントとして定着し、比較的誰にでも「音楽に気軽に触れられる場所」として開放されているような気がします。別にそれ自体は悪くないのですが、そういう風潮もあってなのか、どこのフェスを見てもラインナップが似ているというか。その夏にいくつかのフェスにいくと、1回見逃しても「あのフェスで観られるからいいか」となることが多いんですよね。

フェスごとにセットリストをガラッと変えるアーティストもいますが、ひっぱりだこのバンドなんかは、既視感満載のセットリストで、そのフェスのそのステージが特別なものに感じられなくなるんです。

その点ベイキャンプは、「これを逃すといつ観るの?」というアーティスト・音楽との出会いがたくさんあると思っています。

ちなみに私が今年観たアーティストは、前夜祭も含めると

  • Homecomings
  • Wienners(×2)
  • フレデリック
  • ストレイテナー
  • レイザーズエッジ
  • キュウソネコカミ
  • 四星球
  • 夜の本気ダンス

少なッ。ていうかほとんどのフェスで観られるメンツやん!みたいな楽しみ方をしていたようです。冒険しろよ。


Homecomings "HURTS"(Official Music Video)

でも、Homecomingsというバンドとの出会いがあったので、それだけで「BAYCAMP2018に参加してよかった~」と思わずにはいられませんでした。それくらい最高のアクトでした。感想文を別に書こうと思います。


Wienners「蒼天ディライト」Music Video

それから前夜祭と本編に出演したWiennersのライブは、とにかく毎回熱くて情報量が多すぎて最高。これまた感想文を別に書こうと思います。

なんだか感想文を書きたくなる、そしてライブハウスに足を運びたくなる、そんなアーティストのライブが観られるのがBAYCAMPなのかな、なんて思いました。

音楽をもっと好きになる機会をくれるBAYCAMP 

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ああ、長え。フェスレポなら、もっとライトに書けよって形だけツッコんでおきます。

とにかく私が伝えたいのは、「BAYCAMPクソ楽しいよ」ってことだけです。

好きなアーティストがもっと好きになる。
ライブハウスにいきたくなる。
音源をコンプリートしたくなる。

そんな機会を与えてくれる、近年でも珍しいフェスじゃないかなと。

場所も川崎で便利だし、山に行くような装備は必要ないし、自分のペースで楽しめる。フェスが初めての人でも、そこそこ行ってきた人でも、楽しめるんじゃないかなあと思っています。

とにもかくにも、BAYCAMPは個人的にこれからも行き続けたいなと思えるフェスです。それと同時に、トレンドに左右されすぎないスタイルでありつづけてほしいなとも思います。