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なごと

好きなものと猫とトイレ

おかえりっていえるアーティストがいてもいいじゃないか

解散したのが復活したとか、活動休止期間があけたとかいう話ではなく。

あくまで今日お話ししたいのは

「現状活動はしているけど、人気のかげりを感じ、かつ自身もだいぶ聴いていなかったバンドがメジャーを離脱した」

という話です。そう、The Mirrazの話です。

 

2006年9月に畠山が中心となって結成。
2008年12月に1stアルバム「OUI! OUI! OUI!」、2009年10月に2ndアルバム「NECESSARYEVIL」とリリースを重ね、洋邦ロックファンから注目を集める。
2012年1月にインディーズ最後のアルバムをリリースし、同年7月16日にEMI Music Japanへのメジャー移籍を発表。

The Mirraz MEMBERより引用

 

実は結成して10年はとうに超えているバンドでして。私が出会ったのは、ファーストでアルバムでじわじわ人気がでて、セカンドでさらにじわじわが広がってみたいなタイミングで、the telephones経由で知った感じです。

 


CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい


The MIrraz / check it out!check it out!check it out!check it out!

 

こんな感じで、世の中に、皮肉という武器で斬り込む感じが魅力的だった彼ら。

聴き始めた当時は。同級生が先生になるための勉強をしているのを見て、自分は進路を決めきれないもどかしさをぶつける場所がなくて、絶好調に病んでた時期で。見事にマッチング。ミイラズのマーケティングにまんまと乗せられたわけです。(いい意味で!)

軽快なのにどこかダークなサウンドもこれまたよく、「人生上手くいかねえな!!くそが!!」と荒んでいた女子大生の心に響きまくったわけです。

包帯を模したキノイくんグッズもかわいくて、とにかくフェスに足を運べばキノイTに遭遇したものです。ちなみにキノイ君はそのうちネズミくんに吸収されていきます。(クリス調べ)

とにかく「代弁してくれてる感」が心地よくて、好きになる人が多かったんだと思います。人気も急上昇。各地のライブチケットもソールドアウト、フェスでは入場規制という人気証明ワードをものにしていました。

 

なぜ、全て過去形の話になっているのか。

つまりはそういうことです。

 

では前述までに紹介した2曲を思い返しながら、メジャーで最後の方にリリースしたオリジナル作品を聴いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=rMwGob5Ooak


マジか。そう来たか、やっぱそう来ますよね。はいはい、ですよね、知ってます。/The Mirraz(YouTube限定Ver.)


The Mirraz / そして、愛してるMV


The Mirraz /ペ・ル・ソ・ナ〜邪魔しないでよ〜MV

 

バンドなのかな?いやよく聴けばミイラズエキスを感じはしますが、EDM全開なのに驚きを隠せませんでした。たった今。

というように、彼らの変化を今聴いたというくらい私も離れておりました。あんなに大好き大好き言っていたのに。結局好きなバンドをあれやこれやと乗り換えるビッチなんです、私も。

もちろんここに至るまでに、変化の兆候はあって、「なんか愛とか歌ってない?大丈夫?」みたいなところから私の浮気は始まったと思うのですが、恐らく同じ動きをしたファンは大勢いたと思います。結局「ミイラズに求めているものはこれじゃない」というファンの勝手な押し付けで離れていっただけなんですよね。

 

人気絶頂だったころのミイラズは、年末のカウントダウンフェスで花形の年越し枠のステージをもらったりもしてたんですよ。それが数年後、同じ会社が主催してる春フェスではサブSTAGEになってたりして。音楽業界の厳しさを、ファンですら目視できました。

 

そして2017年のエイプリルフール。彼らはメジャーレーベルを脱し独立しました。

ボーカルでちょーしゃ(社長)の畠山さんは公式ブログ

 独立して、歌詞もサウンドも何も気にせず販売できるようになったので、自分らしい自信ある作品が出来たと思います。
もちろん、何度も言っていますがこの数年の作品が自分的にダメだったという意味ではないです。
自分的には限られた中でしっかり勝負してきました。
でも結果だけ見ればあまりうまくいかなかったと自覚しなくちゃいけないのは事実です。

 と述べられています。メジャーレーベルを批判するようですが、やっぱりセールスの力量とかでインディーズに比べ展開も派手だったりもする分、制限もある。だからこそアーティストの意思の外で決定されることも多くあったんじゃないかなと。やってること、サラリーマンと何ら変わりないですね。

 

彼らのメジャーでの作品をこのブログを書きながら繰り返し聴いていますが、いいんですよ。これはこれで。EDMもめっちゃ好きやし!でも


Get Money MV/The Mirraz

こんなダークなガレージロックで攻められたらたまったもんじゃないっすよ。最高です。幼稚さを隠せてないとこもたまんない。

 

ファンなら一生ついていくのが当たり前でしょうか?

超ご都合主義で考えると、別にそんなことアーティストは望んでなくて、いいと思った1曲を大事にしてもらった方がうれしいんじゃないかなと思ったりもしてます。

とにかく、私の大好きなミイラズが帰ってきた!おかえりなさい!

 

Mr.KingKong

Mr.KingKong