なごと

カワイイがつまったサイトです。ウソです。

うさん臭いものが溢れるこんな世の中じゃ

寒いからこそ、アイスが美味しい。

ぬくぬくと暖まった部屋で、おーっとと溶けて滴りおちそうなアイスを舐めるのが好きです。ちなみに知覚過敏です。

 

さてこんな生活を送っているので、冬眠の予定もないのにぶくぶくぶくぶく太っております。できることなら、痩せてておっぱいはあって、今すぐに抱きたいと思われるような女になりたいと思うものですが、現実的に不可能かなとも思っています。泣きたい。

 

私のデブトークはさておき

 

www.nhk.or.jp

 

先日、NHKクローズアップ現代で特集されていた機能性表示食品もとい健康食品について思うことがあったので、今日はこれをテーマに長々と書いていきます。

 

「簡単に理想を叶えたい」という人の弱さを利用する

やっぱり、楽に理想が叶うほうがいいじゃないですか?「苦労した分だけ得られるものがある」みたいな思想は、美談だと思っています。

 

コンプレックスに関しても同様、私で言えば「おっぱい大きくなりたい」「痩せたい」という願望は常日頃から忘れているようで頭の片隅にはあって。これが短期間で叶うのなら、願ったり叶ったりだなあと思います。コンプレックスの克服に苦労したくないんですよ。

 

この『苦労したくない』という、つつけば簡単に崩れてしまう人の気持ちを利用した健康食品が、もうとにかく多すぎ。

 

もちろん、絶対効果がないとも言い切れないのは、それを気に入って使っている人もいる事実があるからだとは思いますが、裏側を知れば知るほど唾を吐きたくなる世界です。

 

私は以前、「コンプレックスは金になる」「このコンプレックス商材で商売をしている俺間違ってなかったわ~」という社長の下で一時期働いておりました。ネット限定の各種美容サプリメントを販売している会社でした。

 

「効果実際ないでしょ?」と尋ねると「まあ、正直ね。サブリミナル効果だよ。どこも」みたいな回答をする社長に、即座に「ああやべえな」と思った記憶があります。人の「なんとなくよくなったかも~」に頼るなよ。

 

無知を利用する

さらにたちが悪いのがその販売方法。

www.sankei.com

 

こちらの記事にあるように、「初回無料」とか「初回特価」とかで消費者を釣って、自動的に定期購入への道に引きずり込むのです。

 

「しっかり契約情報見ればよくない?」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。その通りです。見ればいいのです。しっかり契約内容を。

 

でも、「複数回の購入を約束の上で」という確認の文字は、申し込みフォームに比べるとフォントの大きさも小さく、文字色も埋もれてしまっているところが大半。見落としても仕方のない仕掛けがあるんです。

初回特典の文字だけドーンと大きく表示されて、それっぽい効果を書かれていれば、コンプレックスを抱える人間にとっては一種の救いのようにも感じるのは無理のない話。広告ページの作りは非常に巧妙で、卑怯さが詰まっています。

 

もちろん、私の勤務していた会社もこの手法を採用し、望まない定期購入の道へ引き込まれる人が大勢いました。そしてコールセンターへの問い合わせという名の苦情が鳴りやまない日々。簡単にネットで申し込めるのに、解約は電話でしか受け付けません。

 

そして、初回だと思って申し込んで2回目以降の申し込みをキャンセルしたいと申し出ても、契約したでしょ?ちゃんとサイトにも書いてたしの一点張りで、決められた回数は購入しないといけないので、泣き寝入りする消費者がたくさんいました。

 

コールセンターの人が毎日毎日苦情を受け続け、いつの間にかいなくなってたなんてことも珍しくはありませんでした。

 

産業振興に「消費者」が存在していない

クローズアップ現代の取材で、岡村和美消費者庁長官は

 届け出である以上トクホほどの時間と費用をかけていないので可能性自体は否定できません。
ですから選ぶ消費者は慎重に選んでいただきたい。
そういった消費者への制度自体の限界も含めて、消費者教育は進めていきます。

 と答えてました。いやいやいやいや…

 

 

と即座に感じました。番組中、山田まりやさんが一言こういいました。

だって、最終的に責任転嫁ですよね。
私たちの体に合う、合わないというのは、ご自身の判断でってことなんですよね。

まさに!

なんで商品を買う側に、なんで、お金を払って商品を購入する消費者側に、科学的根拠や安全性を見る労力や負担を負わせるんでしょうか?リスクなど最終的な責任までなすりつけられるんでしょうか?

 

正直、専門家でもないのに長くて難しい専門用語だらけの論文や検証データをみて、それが正しいのか、公平なのか素人には判断できるものでもないと思います。

 

検証が十分になされていない健康食品はまず問題外ですが、企業にとって都合のいい検証や論文のみで、しかも国に届け出ただけで効果を謳える「機能性表示食品」も絶対に問題だと思うんです!!

 

特保として商品を生み出すのにお金がかかる。じゃあ、「もっと産業を活発化させるためには」の結論がこれなら、全く消費者の求めているものと異なっていると思います。

 


効果効能を謳えば確かに商品は売れるでしょう。でも、消費者にもっと分かりやすくかつ正しく伝えることの方がもっと大事なのではないでしょうか?

 

少なくとも私が前いた会社の社長のような人が売る健康食品に、無駄金はたく人が周りにいたら、私は止めます。そんなものにお金をはたくくらいならもっと好きなことにお金使いなよって。

 

最後にコンプレックス商材という言葉に含みたくはないですが、コンプレックスを内側から「改善」するのではなく、外側から「活かす」手法で、悩める女子の味方になっているなあと感じる方とブランドを紹介します。

 

feast.tokyo

chaca.jp

 

現役女子美大生のハヤカワ五味(@hayakawagomi)さんが創ったランジェリーとワンピースのブランドです。純粋に彼女がかわいいからファンなんです。

 

一般的に女性のコンプレックスになりがちな「貧乳」をシンデレラバストと捉え、胸が小さいからこそ着こなせるランジェリーを。そして、一見コンプレックスには見えない「細身」も、彼女が同じ悩みを抱えるからこそ、キレイに見せるコツを知り尽くし、ワンピースという武器でより活かすことができているのではと。

 

コンプレックス商材もネガティブなアプローチじゃなくって、こういう「活かす」というポジティブなアプローチになれば、売る側買う側のニーズがマッチするんじゃないかなと思っています。

 

なんか、コンプレックスに寄り添う気もないのに、商品化するのはやめてほしいと思うのです。