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なごと

好きなものと猫とトイレ

理解されなくてもいいという奇麗ごと

日常

こんばんは、クリスです。社会復帰して、早速早起きに苦しんでいます。

さて突然ですが、皆さんには、怖い・苦手・無理なものってありますか?

 

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「〇〇恐怖症」

というものでくくられるようなものをイメージしてみてください。

 

有名どころで言うと

  • 高所恐怖症
  • 先端恐怖症
  • 閉所恐怖症

あたりが挙げられるでしょうか。

どんなに屈強な戦士のような人間であっても、一つや二つあってもおかしくはない恐怖心。

 

また、先ほど挙げた例は、恐怖症仲間のような人が案外いるもので、理解されやすいほうではないでしょうか?

 

でも、世の中には、人にはなかなか理解されにくい「恐怖症」も存在します。私も昔から「いや、わけわからん」と言われ続けている「恐怖症」を持つ一人でもあります。

 

ボタン恐怖症

こいつ何言ってんだ?という人は、恐らく世間一般の人の感覚をお持ちの方だと思います。

ここでいうボタンとは、そうあのファッションの留め具、ポイントとして欠かせないもののことを指します。

 

私はこのボタンが苦手なんです!!!!!

 

服を買おうと店頭に置かれた服に手を伸ばしますよね?思いがけず指先にちょんとボタンが触れれば鳥肌もんで、とりあえず精神統一のために店を出るくらいです。通販はボタンがないか念入りにチェックし購入しますし、実は付いてたって場合は即返品するかメル○リ行きです。

電車でボタンのついた服を着た人が横に座ってくることに対しても、ボタンが触れないかドキドキします。

あとたまに、ほつれてとれたボタンとかが落ちてることがありますが、ほつれるまで縫製しなかったその人を知らないところで心底呪っています。

 

とにかく、ボタンのついた服はよっぽどのこと*1がない限り買いませんし、着ません。

 

どうしてボタンなんかに苦手意識を持ったのか、自分でも甚だ疑問ではあるのですが、自分の中で最も克服できない恐怖症の一つです。

 

遠い記憶ですが、小学生の頃にはすでに触りたくないものになっていました。でも小学生の頃って、自分の意志の外で物事が起こったりするじゃないですか?

そう、おさがりです。

とくに低学年のころは酷かった記憶があります。近所のお姉さんだか何だか知りませんが、私の知らないところで恐怖の対象ボタンが付いた服のやり取りが行われ、気づいたときにはタンスに収納されているのです。あと、母が買ってきた母好みの洋服も同じく。 

また、小さいころなんて、母親の言うこと聞いとかないと意味の分からないところでキレられたりもするし、なんかわざわざ自分のために買ってきてくれたものを否定すること自体に子どもなりに抵抗があったこともあり、本当にボタン付きの服を着せられた日のテンションの低さは異常でした。暴れれば取れるような気がしたものです。

 

運よく中学校は金ボタン*2のブレザーだったので、特に抵抗を感じることなく、安泰の3年間を過ごしました。マジで母校神。

しかし、高校がゴリゴリのプラスチックのボタンだったので、男子の学ランを着たいと思いながら毎朝の苦痛を乗り越えた3年間でした。ダサい上にボタン付いてるとか終わってると思ってたからな!!!

 

さすがに高校3年間を耐えたので、耐性ができただろうと思ったのですが、もちろんそんなことはなく今に至るのです。

 

そして、このボタン恐怖症の怖い点はボタンそのものにもありますが、最初の方でも言ったように「理解されにくい」という部分にもあります。

 

大学生の頃だったでしょうか。母と買い物に行ったとき、すすめられた服にしっかりとボタンが付いていました。その時思い切って言ってみたんです。

「私、気持ち悪いからボタンにできる限り触りたくない。」

 

母のリアクションはこうでした。

「は?」

 

わかってたから、小さい頃から黙ってたんだよぉぉぉぉおおおおお!!!!!

 

本当に理解されないことの苦しみをここで知りました。

でも、どれだけボタンが私を苦しめているのか必死にプレゼンして、

「まーよくわからんけど、これからボタンある服はNGってことね」

と相成りましたが。

 

いや、わかるんですよ。今の世の中ボタンがないと成り立たないってことくらい。だからこそ理解されにくい恐怖だと自覚もしてますよ!

 

怖いもんは怖い!嫌なもんは嫌!という感覚は、他の価値観と同じく人それぞれのものだから、本来理解されなくてもいいものなのかもしれません。

 

でもね、本当に日常にあふれるボタンだからこそ、恐怖遭遇率がとてつもなく高いんです。だから正直私のことを知っている人には知っていてもらわないと困るというのも本音なんです。

 

一回、このことを知ってる友人にボタンの付け直しを冗談で頼まれた時、ガチギレしたこともあります。意味がわからなすぎて失笑された後引かれました。

以前の職場で、自分のデスク下にボタンが落ちていて、その持ち主である先輩に

「落ちてるから拾ってください」

って頼んだこともあります。その時も理由を言ったら引かれました。

 

 気持ちは分かる!引いてもいい!でもこういうやつもいるってことを、社会全体に理解して欲しいし、布教したい!

 

で、スーツはノーボタンの製品を積極的に作って欲しいし、コートの隠しボタンもやめて、隠しファスナーにして欲しい。

 

誰か、ほんとにノーボタンしかないブランド作ってくれないかなと、願う日々なのです。

*1:※転職活動に必須のシャツとスーツのボタンは、無の境地にたどり着き何とか克服。でもスーツは面接終わって会社を出たらすぐ脱いで、紙袋へ。

*2:金ボタンとクルミボタンはなぜか大丈夫