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【受験生鑑賞注意】「視点」の違いはおもしろい。コツコツ派とその場しのぎが観た『Just Because!』

もうすでに2018年も2ヶ月目。はやいですね。時の流れって。

まあ、こんな前フリをしているから分かる人には分かると思うんですが、今日は、2017年の話をしようと思います。このブログは、基本1ヶ月以上前のことしか書きません。


オリジナルアニメ『Just Because!』予告5

今回の題材はJust Because!。2017年10月から放送された、個人的には彗星のごとく訪れた「おキュンが過ぎる」アニメで、毎週高校生に戻ったような気持ちで楽しく鑑賞しておりました。

いかに干上がった三十路寸前女性の心を潤わすアニメだったかを熱弁したいところですが、今回は「人によって、感想が異なる」を体感したので、こちらをダラダラを書いていきます。今回も無駄に長いので、長時間トイレにこもる必要性がない場合は読まないことをおすすめします。

「受験舐めんな」 コツコツ努力家が放つ、感想の威力

私には、同じ親から生まれてきたとは思えない妹がいます。私とはほぼ真逆の性格をしており、かつ頭の出来もはるかにいい彼女。ちなみに、勉強を教えてもらったこともあります。いや、10進法とかわけわからなくない?

そんな妹と私ですが、割と姉妹関係はいいほうです。(私の気持ちが強め)

共通の趣味に「アニメ」や「マンガ」があるので、帰省時はもちろん、LINEの会話も弾みます。基本姉発信だけど。ちなみに、月刊少女野崎くん借りパクしようとしたときには呆れられました。

2018年の年始帰省時には、2017年冬アニメの名作はどれや?トークが繰り広げられ、さまざまなアニメが私達姉妹の中で審査にかけられました。そして、今回の題材である高校3年生の青春恋愛物語『Just Because!』が話題にのぼったわけです。

姉は言いました。「メッチャときめいて、若返った気がする」と。
妹は言いました「遊びすぎ。受験舐めんなと思った」と。

妹の感想に「もっと純粋に恋愛アニメとして観ろよ」とは思いましたが、無理もないなとも思ったのです。

そう。妹はめちゃくちゃ受験勉強をがんばっていたのです。毎日家に帰ってきたら部屋にこもって黙々と予習復習。これが受験生である3年生だけの話でなく、1年生からの習慣だったのです。そして、いざ受験のときは、滑り止めすら受けず志望校に合格。このように、毎日コツコツルーティーンとして勉強を重ねてきた真の努力家には、『Just Because!』で描かれる登場人物たちの日常が、息抜きをしすぎているように見えたそうです。

「おキュンが過ぎる派」の姉はというと、なんか思いがけず推薦で大学に受かったせいで、勉強も早々に離脱し、自由登校期間は家にこもって銀魂を観る生活を送っていました。楽しかったなあ…あの頃。

このときに、「勉強への向き合い方や努力の度合いが、アニメの観方にまで影響するんだなあ」と感じたのです。

本当に遊びすぎているのか?「受験舐めんな」視点で『Just Because!』を観てみた

とはいえ、私の中では「おキュンが過ぎる」アニメであることに間違いはなかったので、一度妹の「どれくらい息抜きしてるか」という視点で『Just Because!』を観返してみることにしました。

ちなみに主人公は "泉瑛太" くんですが、今回は、受験へのストレスがもっともたまっているであろうヒロイン "夏目美緒"ちゃんを中心に、登場人物たちの動きを追っていきます。

なお以下には、私の主観とネタバレたっぷりの感想文しか書かれておりませんので、アニメの概要を押さえたい方はアニメ公式のストーリーをご覧ください。

Story -「Just Because!」公式サイト-

第1話 On your marks! 「私だって遊びたい!」 

物語の季節は冬休み直前の終業式。もう1ヶ月後には受験が迫っている時期です。そんな時期なので、美緒ちゃんはきちんと勉強していました。予備校があるからとカラオケの誘いも断り、面談の合間時間に参考書も読んでいます。専門学校に進学が決まっている友人からのLINEに「私だって遊びたい!」と苛立つ姿も描かれていていました。いや友達無神経すぎません?受験生やぞ、相手。

第2話 Question 「クリスマス、みんなで水族館」

クリスマス。美緒と瑛太は、共通の友人"相馬陽斗"の告白ミスというヘタレっぷりに巻き込まれ、陽斗の想い人"森川葉月"と一緒に水族館へいくことに。実は美緒ちゃん、相馬のことが中学の頃から好きで。好きな人のお願いだし、聞き入れちゃったのもあるでしょう。でも時期は、クリスマス。センター入試まで1ヶ月を切っていることが予想されます。だ、大丈夫?いや、でもメッチャ努力しているみたいだし、息抜きも大事ですもんね!だいじょーぶ、だいじょーぶ。

第3話 Andante 「眺めたくなる、LINE通知」

机に向かって勉強をしている美緒。合間に、相馬に想いを寄せていることを知っている瑛太に「相馬への気持ちを本人にいったらコロス」という物騒なLINEを送りました!既読すらつかないことに苛立ちを覚えているようです。多分見るから気にしなくても大丈夫だよ。とりあえず今目の前の問題を…。

さらに、瑛太に写真の使用許可をとりたいという後輩"小宮恵那"の依頼も請け負っちゃいました。そんなお願い無視していいのに…。まあでも、つないであげて、ちょっとファミレスに付き合って「私は予備校あるから先に帰るね」って言ったし大丈夫でしょう。

ん??予備校の勉強ブースでもLINEのやり取りしてる。その鳴り止まない通知、切ったほうが良いんじゃないかな…。でも、息抜きも大事だもんね!

第4話 Full swing 「受験は恋愛から目を背ける都合のいい理由?」

相馬の犬嫌い克服特訓に巻き込まれ、みんなが集まる公園にむかう美緒。その帰り道、相馬から「好きなやついないの」と聞かれ「受験前だから、そんなこと考えてる暇ない」と返します。相馬には聞かれたくなかったよね…。でも確かにそんなこと考えてる暇ないかも…。

そして、年の瀬。初詣のお誘いが入ります。人が集まる神社というインフルの巣窟に、受験生が行っちゃダメだ~~!!!でも美緒ちゃん、「了解」のスタンプ送っちゃいました…。

肝心の相馬との初詣は、相馬の恋心を考慮して「受験」を理由にドタキャンしましたが、瑛太と一緒に初詣には行くみたい…。でもまあ、神にも祈りたくなる気持ちは分かるような気がします。私もあなたの合格を祈願するよ!頑張れ美緒ちゃん。あ、おみくじは引かないほうがいいんじゃないかな…?ほら「ビミョ~」って…。でも、恋愛運より勉強運を取る強がりを言っているからまだ大丈夫。受験は忘れてないよね!

第5話 Rolling stones 「もやもやを抱えて迎える新学期」

激動の冬休みが明け、センター試験を翌週に控えた3学期が始まりました。実は相馬への想いの件で瑛太と言い合いをして気まずい美緒ちゃん。言い過ぎたと瑛太に素直に謝る彼女は、相馬への気持ちを「すこしハッキリさせる」と宣言するのでした。

第6話 Restart 「新たな気持ちの芽生え?」

瑛太への宣言通り、中学時代からずっとこじらせていた片想いを、彼女なりの形で相馬に伝えます。「宿題が終わったみたいにすっきりしている」と相馬への気持ちも整理をついた模様。

そして、予備校からの帰り道、降りたバス停の先にたまたま見かけた瑛太と後輩小宮の仲良さげな雰囲気に

「なんで…」
と声が漏れてしまいます。あれ?美緒ちゃん?あれえ?♡

第7話 Snow day 「好きにならないほうが無理じゃない?」

センター試験当日。大雪で交通網に大打撃が…。「なんで今日に限って、勉強してきたのに…」とへたり込んでいたときに目の前にやってきたのは、瑛太!!タイミングよく上下線も復旧し、試験時刻も天候を配慮して遅れて開始することが判明し、瑛太から日本史の問題を出してもらいながら試験会場に向かいます。こんなん好きにならないほうが無理やん。

試験が終わり、帰宅する車内で見かけた中学生カップルの無愛想な男の子をみて瑛太を思い浮かべる美緒。もう、好きやん。

瑛太サイドにもちょっと変化が。なんと後輩小宮も瑛太を好きになってしまった模様。「デートに誘ってもいい?」という小宮の言葉に「ダメ…」と応える美緒ちゃん。もう、好きやん。

相馬への想いに整理がついて(というより初恋の想い出)、無意識の内に瑛太を追っていた美緒にも焦りの色が見えはじめるのです。

第8話 High Dynamic Range 「アクティブなライバル」

センターも終わり、相馬の想い人である森川の家へ遊びに行く一同。みんなであたたかい鍋をつつきながら穏やかな時間を過ごします。

そんなのほほんとした時間を過ごしているときに、小宮から瑛太にデートの誘いが…。美緒ちゃん先越されてるよ!ああ~でも受験優先だよね~。本番の一般入試を来月の半ばに控えているわけだし。

瑛太と小宮のデート当日。タイミングがいいのか悪いのか、美緒はデートに向かう瑛太とバッタリ。移動する車内に小宮も乗ってきてしまい、ど修羅場!デートにこぎつけた小宮に「ダメって言ったのに」と小言を漏らしつつ、いたたまれなくなって、本来降りる予定のない駅で降りる動揺を見せる美緒ちゃん。予備校の授業にも集中できません。いやもう、めっちゃ好きやん♡

小宮は小宮でデートを一通り楽しんだ帰り道、瑛太に「写真のコンクールで賞とったら、先輩に告白する」という告白宣言!美緒ちゃん、こっちも割とほっとけないかも!

第9話 Answer 「はっきりと自覚する本当の恋心」

小宮の告白宣言から一夜。もはや告られてるようなものなので、返事をすべきか悩む瑛太

そんな状況を知らないまま、美緒はお母さんと担任に進路の相談をしている模様。そして書店で手に取ったのは、瑛太が推薦で入学が決まっている大学の赤本。おやおや♡

美緒の相馬への想いを薄々感づき「相馬のことが好きなんじゃ?」と聞いてきた森川にも、「ちゃんと好きな人いるから」と瑛太への気持ちを明確に口に出します。ハッキリ言いましたね~♡

第10話 Childhood's end 「あなた、完璧本気じゃん!」 

「私、完璧本気じゃん!」

第11話 Roundabout 「ここにきてのすれ違い」

美緒ちゃんが黙々と勉強を進めるなかで、小宮から瑛太に、宣言ではない正式な告白が。「瑛太が大学に受かったら、返事を聞かせて」という小宮。実は瑛太、推薦で進路が決まっているにも関わらず、美緒と同じ大学の一般入試を受けるために勉強をしていたのです。このままだと、せっかく変えた進学先ですれ違いが。もう頼むからこれ以上すれ違いはやめてくれ~~。私が言いふらしていいなら言いふらす!

そんないち視聴者の気持ちを置き去りに、試験は無事終了するのでした…。

第12話 Get set, go! 「桜舞う、通じ合う」

お互い想い合っているのにすれ違いが続いたまま、美緒と瑛太は卒業式の日を迎えます。そしてついに想いを告げないまま、大学に進学。

エンディング。大学生になった瑛太が眺めるスマホには、卒業式の日に美緒におくった、既読がつかないままのメッセージが残っていました。そこに桜がひらりと舞った瞬間、既読の文字がつきます。そして瑛太の後ろには美緒の姿が。

そうなんです。瑛太は一般入試に落ちていたのです。こういっちゃなんですが、落ちててよかった…。「泉を追いかけてきたわけじゃないから」と言いつつも、瑛太からの想いに応える形で自身の想いも告げる美緒ちゃん。

よかった~~~!!!結ばれた~~!!!ハッピーエンド~~~!!!いいアニメだった~~~!!!ありがとう!!!三十路寸前で最近色恋沙汰全くないけど、メッチャ心潤わせていただきました~~~~!!!



… 

あ。最終的に「受験舐めんな」忘れて、普通に楽しんでた、私。 

難しいけどおもしろい、「視点」を変えて観るアニメ

結局普段通りに楽しんでしまい、検証出来ませんでしたが、私なりの1つの結論にたどり着きました。

「青春恋愛アニメって、心潤う」

もっと私が勉強に励んでいたら、今回の検証も実を結んだのかもしれません。でも、「実を結ばなくても良かったかも」とも思うのです。

妹は、どうしても自分の経験から物語に入り込めなかったため『Just Because!』を最後まで見届けなかったそうです。でも私は最後まで見届けた。だから物語のいい結末を体験できたのです。

もちろん、努力家の妹がこのハッピーエンドを観て同じような感想を持つかと言われたら、きっとNOでしょう。多分「こんなにうまくいくはずねえ」くらいいいそうです。

いろんな視点で観る人がいるのが、アニメなのです。だから別に途中で離脱しようが、ボロクソの感想を言おうが、逆にクソアニメと言われるアニメが神アニメと崇拝する人がいようが、本当に自由であっていいのです。別に同調しなくたっていい。

むしろ今回、『Just Because!』という同じ作品を、普段の自分とは異なるフィルターを通して観たことで、登場人物が別人に見えたり、時間の流れが変わって見えたりして、とても面白かったのです。最終的にはいつもどおり楽しんでしまいましたが。

普段と違う観方をするのは、物語に入り込みにくい分、難しいと思います。ていうか、こんな観方する必要はないでしょう。でも、普段と違う観方をすることで、同じアニメが一瞬でも違うアニメに観える不思議な感覚が味わえますよ。

あと、こんな変なことをせずとも、Just Because!』はとても胸がときめくアニメなので、ぜひご覧ください。自分の気持ちに正直にね。

 

 

2018年も、ただ淡々と生きたい

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恥ずかしいTシャツ着たまま、あけましておめでとうございます。クリスです。

私は今、慣れ親しんだ福岡を離れ、千葉県は幕張に来ております。COUNTDOWN JAPANというその名の通りのフェスで、オールナイトのイベントです。なお、今これを書いてる今もイベント継続中です。なんで、ブログなんて書いてるのって?眠いからだよ。

さて、昨年も多くの人にお世話になりました。家を滅多にでないくせに割と人との出会いはあった気がしてます。それもこれも仕事辞めてふらふらしてるせいですが、割と楽しい一年でした。ということで昨年のことを振り返りながら、今年のこともダラダラと書いていこうと思います。

仕事辞めた、これで4回め

まだ三十路にはギリギリなってないんですが、大学卒業してからの短い期間で仕事4回辞めてました。短期離職のプロです。

別に会社という組織がイヤっていうのが100%ではないんですが、とりあえず自分がやりたいことするってなったら、自分でやりたいこと選んでいくしかないなあという結論にいたり、一応個人事業主にはなりました。そしたら仕事よりも家でアニメ見てる時間が圧倒的に長くなりました。生産性にとらわれない幸せイズビューティフル。

でもまあ、世の中そんなに甘かぁないので、ちょこちょこ仕事は獲得しながらやってくつもりです。

行ったことのないフェスに

昨年、何を思い立ったのか、東北のアラバキロックフェスに赴きました。でもこれが本当に良かった。その土地にしか出せない雰囲気があって。地元の人に愛されてるフェスのよさをひしひしと感じました。

だから今年も本数は減らしてもいいから行ったことのないフェスに行こうと思います。知らないフェスもたくさんあると思うので、このフェスいいよーって情報いただけるとうれしいです。

アニメにどずっぽり

昔からアニメはみてたんですが、そんな本数も見てませんでした。でも、仕事辞めて本格的に時間が有りあまります。そしたらここぞとばかりに夜更かしをきめますよね。案の定、好きな作品が増えて増えて。しかもオンデマンドも契約しちゃって過去の名作も掘り起こしちゃって。

今まではアニメの聖地巡礼なんか考えもしなかったのに、行きたくて仕方なくなっていきましたし。今年はアニメの聖地巡礼も時間を作って楽しむ所存です。とりあえず五島いきたい。

2017年と変わらずやっていきたい2018年

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全然2017年と変わりばえしないじゃねえかと思うでしょう?私もそう思います。でもこれでいいかなあって。今さら意欲的に前向きに突き進むみたいなのは疲れちゃうので。楽に、気が向いたらちょっと頑張りながらやっていこうと思います。あと今年はついに三十路の扉を開くことになるので、それも楽しみですね。楽しいって聞いてるので。

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あとCDJで引いたおみくじの縁談が、なんか長く思えば叶う的なこと書いてあったので、加瀬亮との縁談にも期待は高まりますね!!

 

2018年も、引き続きよろしくおねがいします。

 

 

 

目の前に広がるアニメの世界。ユーリ!!! on ICE聖地巡礼オフィシャルツアーに参加してきた

2016年の秋アニメとして放送された「ユーリ!!! on ICE」。放送終了して1年近くたつのに、公式からは新規グッズやコンサートの開催、各地でのイベントなど、さまざまなコンテンツが次々と投入されているアニメの代表格ではないでしょうか。遅れて入門した私としては大変ありがたい供給でございます。

さて、今回はそんな公式から「ユーリ!!! on ICE 聖地巡礼日帰りオフィシャルツアー(ショートプログラム編)」なるイベントが発表されたので、人見知り激しいくせに参加してきました。ちなみに1ヶ月前の話です。

今回の内容を端的にあらわすと

唐津聖地巡礼めっちゃ楽しかった~~~!!!

と言ってるだけですので、ご了承くださいませ。

  • 私と唐津。いい思い出なんてなかったのに…
  • ユーリで見たあの景色が現実に~~~!!!
    • マッカチンの救世主 さくらい動物病院
    • ユーリキャラがお出迎え!唐津駅(長谷津駅
    • ロシアンヤンキーもお買い物 京町商店街(久町商店街)
    • 叫びたくなる 舞鶴橋
    • ニンジャヤシキ? 唐津城(長谷津城)
    • 爽やかな師弟愛を想像する 浜崎海岸のシャワー(エンディング映像)
    • アガペー誕生の地 見帰りの滝(ユリオと勇利が滝行した場所)
  • フクースナー!!なカツ丼も体験
  • ユーリ!!! on ICEの感動を分かち合える幸せ
  • 次の唐津は桜の季節?それとも藤?
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愛がダダ漏れ。ユーリの世界に仲間入りできた「ユーリ!!! on CONCERT」

タイムラグのある感想文を書くことに定評のあるクリスです。さて、もう2017年もあと1ヶ月を切ったこのタイミングで、先月11月半ばの振り返りをさせていただきます。

まとめを先にいうと、

「ユーリ!!! on CONCERT」行ってよかった~~~!!!

って話です。よろしくどうぞ。

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真剣な眼差しが選手のスケーティングと脳内リンク

静かに奏者の皆さんがステージに上がり着座。チューニングの音が鳴ると、なんだか普段味わうことのない緊張感が漂います。スッと音が鳴り止むと、「Serenade for two」のフルートの音色が軽やかに響き渡り、コンサートの始まりを告げます。

そこからもうなにがなんだかわかんないぐらい、音楽を通し、めまぐるしい勢いでユーリの世界に惹き込まれていきます

さらにライブビューイング鑑賞だからこそ叶う魅力的なシーンも満載でした。演奏している方の真剣な表情、眼差しがメッチャクチャかっこいいんです。そして、曲の雰囲気によってあらゆる表情を魅せる皆さんの姿を観ていると、ユーリに出てくるさまざまな選手のスケーティングが思い浮かびました。何かに真剣に向き合うって、リアルでもアニメでも本当に凄いことですよね。奏者の方がアップで映されるたびに、表情、手元に魅入ってしまいました。

大好きなシーンと曲のシンクロに、涙が止まらない

愛について~Agape~

愛について~Agape~

  • 梅林太郎 (Boy Soprano : 杉山劉太郎)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 ロシアのユーリプリセツキーが滑るショートプログラム曲「愛について~Agape~」。以前ユーリ!!! on ICEのことを書いたときにも触れましたが、無償の愛をテーマとする楽曲です。

ユーリ!!! on CONCERTでももちろん演奏されたこの楽曲。そしてアガペーを体現してくれたボーイソプラノ込山直樹さんに衝撃を受けました。まず、まだ声変わりをしていない若さにもかかわらず、あの大舞台で歌う度胸。私ならまず、ステージに上った瞬間に声が出なくなりそう。なにより、歌と声の表現力が豊かすぎて…。

それと、込山直樹さんの表現力は、アニメのシーン・セリフと深く結びついているとも感じました。

俺は、この容姿でいられる時間が短いんだ。

今利用できるものは全部つっこんで、

絶対勝つ。

(第4滑走 ユーリプリセツキーのセリフより)

こちらは今後成長期を迎え、どんどん筋肉質に男性的に成長していくであろう、ユーリプリセツキー15歳のセリフです。今の美しい容姿で、今しか演じられないアガペーにすべてをかける彼の生き様がありのまま表現されています。そして、込山さんの話に戻ります。ボーイソプラノにとって、声変わりって大きな転換期だと思うんです。そんなボーイソプラノの「今しか出せない歌声」と、ユリオの「この容姿でいられる時間」というセリフがシンクロしているとしか思えなくて。気づけば、涙が溢れていました。好きなシーンがリアルにこんな形で表現されるなんて…。生きててよかった。

プロフェッショナルが称え合う姿に感動

演奏とアニメの贅沢な「コラボレーション(JJ風に)」。アニメのコンサートとして楽しむ一方で、純粋にオーケストラメンバーの方々の姿に感動をおぼえました。

というのも、演奏するたびに称え合う姿があったからです。もしかしたら、オーケストラでは当然のことなのかもしれません。でも、「何してるの?」と問いたくなるくらい細かな演奏を何曲も繰り返しているのに、他の人の演奏を称えるって、普通に考えたらすごくないですか?私だったらそんな余裕ない。

お互いを称え合うだけのたくさんの練習をして、「ユーリ!!! on CONCERT」のステージを作り上げてくれたことが、いちファンとして嬉しくて仕方がないんです。改めて言わせてください。ステキな時間を、音楽をありがとうございました!!!

ライブビューイングでも大満足。でも次は…

今思い返しても、本当に「最高」としかいいようのない空間だったなあ…。ユリコン。

最初オーケストラをライブビューイングで鑑賞するって微妙じゃない?と思い、行くのをためらってましたが、行って大正解でした!もちろん音の厚みとかは生で聴いたほうがいいとは思いますが、演奏中の手元や表情が観られたり、アニメの映像とのリンクを楽しめたりするのはライブビューングの特権でしょう。

あと、オーケストラに対する印象がガラッと変わりました。これまでオーケストラって、めちゃくちゃ正装して静かに座って聴くものだと思ってたんですが、こういう新しい楽しみ方も提供できるエンターテインメントなんだなあって。これはアニメのコンサートだったからかもしれませんが、鑑賞までのハードルが高いオーケストラの入門として大いにありだなと思いました。観ている人それぞれに好きな曲があって、つい体が動いてしまうようなステキなオーケストラの時間でした。あと、yeah yeah yeahが流れたときの一体感はさすがファンだなって。

技術うんぬんは、素人なのでわかりません。でも本当に練習時間を想像してしまうほどの圧倒的な演奏にただひたすら感動しっぱなしでした。ライブビューイングでこれなんだから、生で聴いてたらその場で卒倒していたかもしれません。とはいえ、生で聴きたいのも本音。だから「全国、世界を回れたら」という松司馬さんの声を、ぜひ形にして欲しいなあ…という、いちファンの声をここに書きとどめて、感想文終わります。

拝啓クライアント様――あなたが求めるコンテンツの「質の高さ」について教えてください。

普段はアニメを見てゲフゲフいったり、1人ライブを開催したりして、家で過ごす時間を思う存分堪能している私。生産性からかけ離れている生活を送っているのですが、たまーに文章を書いてお金をもらってdアニメストアNetflixの月額料を支払っています。

お仕事のもらい方は、なんで私に?みたいなありがたいお声がけをいただくこともあれば、自分から営業まがいのことをすることもあるみたいな感じ。仕事獲得のために、DeNA問題で悪の組織と認識されたクラウドソーシングを営業ツールとして使うこともあります。DeNA騒動以降も相変わらず「人の時間をなんだと思っとるんや。舐めとんな」みたいな安価なお仕事がありふれているところにまだまだ闇は感じますが、探せば面白そうな仕事も転がっているんです。特に私みたいな地方でこういう仕事をしながらフラフラしている人間にとってクラウドソーシングというサービスの存在はありがたいわけです。

クラウドソーシングを使ってどうやって仕事を獲得するかというと、自分のお仕事ジャンルややりたい仕事があるかどうか検索をかけるところから始まります。そして、依頼文面をみて気になれば応募するのですが、この依頼文のある文言に、以前より違和感を感じていました。その文言とは「質の高さ」

  • 本案件では記事の「質の高さ」を求めております。
  • 文字数ではなく「質の高さ」で見ております。
  • 「質の高い」記事を書いてくれた方には報酬アップも!

といった文面が、あらゆるクライアントの依頼文面に散見されるのです。

質の高さ

今回はこの「質の高さ」という文言について感じていることをタラッタラ書いていきます。

 「質の高さ」っていうけど…何を基準に言ってるの?

さて、「質の高い」記事ってなんぞや?ということを書いていくにあたり、クラウドソーシングの依頼文面をもう少し深掘りしていきます。なお、記事内で紹介している依頼文はクライアントの特定を避けるため多少変化させております。依頼文に違和感は感じますが、別に違法のやりとりをしているわけではなさそうなので。

文字数が多いほうが「質が高い」?

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最低5000字は質の高さを担保するために必要です。

質が高くなるなら文字数に上限はありません。

とあるクライアントの依頼文で見かけました。文字が多ければ多いほど欲しい情報が詰まっていると考えればそうなのかもしれませんね。でも、私は文字数で「質の高さ」は決まらないと思っています。

私も以前メディア運営をちょろっとしていたことがありまして。アドバイザーの方についてもらい、色々教えてもらいながら仕事を進めました。その時に「1記事の文字数は2000字くらいがベスト」と教わったのですが、今となっては、文字数なんて必要な情報によって左右されるんだからわざわざ設定しなくてよくない?と思うのです。

確かに検索上位を狙うSEOの観点からいうと、キーワードを盛りこんで、ある一定の文字量は必要なのかもしれません。検索されなければ記事を読んでもらえないですしね。ただし最近では、胡散臭いアフィリエイトサイトが検索上位に載ってるGoogle先生で検索する人よりも、信頼できる人がシェアしたものを見る人の方が増えていると思うんです。もしくは信頼できるところの情報をチェックするとか。と考えると、その記事やメディアや記事が、ユーザーから「信頼」されているかどうかが鍵となるのではないでしょうか。

「信頼」にも様々な形があります。記事に関して言えば「読みやすさ」「共感」「面白い」「尊敬」とかかな。とにかく、読んでくれた人にとってプラスの価値観を付与してくれるものが最終的に信頼になると私は思っています。

まあ、文字数も「読みやすさ」という観点から見ると重要な項目にも見えなくはないですが、文字の数が多かろうと少なかろうといいものはいいし、ダメなもんはダメ。内容がユーザーにとって「信頼」できるものであれば、「質の高さ」を追い求めた先に文字数は関係ない!と信じたいのです。

こんなことを考えて仕事をしているので、昔「規定文字量に達してませんが、必要な情報は全て書きました!もし、これでなにか不足している情報があれば教えてください!」と言ってクライアントと連絡が途絶えたこともあります。「ん~とりあえず文字量を稼いで下さい」みたいなことを言われて、誰が書くかよ。

「質の高い」記事書いて!本数ボーナスも。ただし1ヶ月休みなし!

本数ボーナス

ライターに限らずですが、仕事のできる人は限られた時間の中で求められる仕事、もしくはそれ以上のパフォーマンスをしてくれます。ただし、やはり限度と言うものもあって、質が担保される許容範囲を超えれば、仕事の質はどんどん低下するものです。

さて、質の担保と仕事量の観点からクライアントの依頼で見かけた文言にこんなのあったよシリーズを見ていきましょう。

質の高い記事を書いてくれた人には報酬プラスしちゃうよ~♪

こういう依頼を見るたびに思うんです。

「報酬プラスする質の高さの基準は???」

普通に難しくない?何をもってして「質が高い」と判断されるの?SNSでのシェア数?PV数?具体的に教えて~!!さらにはこんな依頼も。

「質の高い記事を求めてるよ!本数書いてくれたら報酬プラスしちゃうよ!」

いや、だから難しくない?しかも「質の高さ」求めておきながら「本数」も要求しちゃう?日本のブラックな部分がこんなところにも垣間見えてるYO!!あ、でも在宅で月収30万稼げるって書いてある~と思って試しに覗いてみるじゃないですか?

1日5記事×30日=300,000円

不眠不休?1本あたり2000円の記事を1日あたり5本書いて、休みなく30日働いた計算って凄すぎませんか?ライフワークバランスって言葉知ってる?

世の中のライターさんがどれくらいのペースで文章を書いているのか、統計も調べた限りではないので存じ上げませんが、「質の高い」「信頼」できる記事を1日に量産できるものなのでしょうか。私には到底無理。

ちなみに私は、2000字程度の記事を書くのにどんなに好きなことでも1日は時間がかかります。むしろそれでも全然足りないくらい。また、キーワードが決まっている記事は書かず企画から練ることが大半なので、ネタ探しも記事制作の時間に含めればおそらく3~4日は最低でもかかっていると思います。時間をかけりゃいいってものでもありませんが、質の高さを求めるのなら、そんな数時間でちゃちゃっと書けるワケないよ!と思うのです。

単価
異常に低い元単価に本数でボーナスつけるという餌をバラまくことでしか特別感を出せないのに、質は求めるって。しかもクライアントの意図にそぐわないものは修正に修正を重ね、差し戻しの嵐なんていう話も聞きます。で、1回きりでサヨナラ、アデュー。ライターは消耗品かっての。

正直、単価安くて仕事請け負ってくれてるライターなんだから「よっしゃ!いっちょ専属ライターとして育ててやっか」くらいの気概のあるクライアントであれば、まだマシだと思うんですけど…。本数ボーナス設定しているところに限って「初心者OK!」とか「未経験でも安心!」とか謳うんですよ。だから私は、本数ボーナスって書いてあるクライアントは、信用してませんし、全てブロックして検索の邪魔にならないようにしています。

求められている「質の高さ」が分からない?クラウドソーシングの抱える課題

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文字数や本数では到底はかれないコンテンツにおける「信頼」が「質の高さ」なのではと私は思っています。でもクライアントワークをする以上は、クライアントを納得させないことには届けたいユーザーにコンテンツが届かないわけです。だから、記事制作前に、きちんと掲載されるメディアについて熟知し、自分の言葉で説明できるくらいになっておかないと、メディアと自分の書いた記事が合わないというミスマッチが生まれてしまいます。事前にメディアの方向性を確認して自分が参画するかどうかをまず確認する作業が必要なんです。

でも多くのクラウドソーシングの依頼ではこれが難しいのです。なぜなら、掲載するメディアが依頼段階で共有されていないから。あっても参考サイトのみのことが多く、そのメディアがどんな人をターゲットにしているのかが全く見えないのです。

 

さらに言うなら、ターゲットもざっくりしすぎているものが多いこと!「女性向け」「ママ向け」「男性向け」といった、果てしなく広い層をターゲットにされても、正直何を届ければいいのかわかんないんです。

石原さとみという絶世の美女と私のような干上がったアラサー女性がいるように、同じ女性というカテゴリの中にもあらゆる層がいるわけです。石原さとみに憧れはしますが、きっと彼女の使っているであろうコスメラインは私の収入では手に届きません。逆に石原さとみは私が特売で買うような化粧水だけの保湿なんて絶対しないでしょう。このように全く違う世界で生きる「女性」が同じ「女性向けメディア」の記事を見て共感できるでしょうか?私はできないと思います。

もし私が、女性向けの記事を書いたらきっと「一人暮らしのアラサー女が家でこっそりすること特集」と題し、

  • ボディーソープを陰○で泡立てて思いのほかふわふわになって驚く
  • めっちゃ黄色いお○っこが出てくると膀胱を褒め称えてる
  • 漏れもせずギリギリまで耐え抜いたナプキンも褒め称える
  • 安心するからといってすぐズボンの中に手を突っ込む

 

という企画が上がることになりますが、例えばこれを今度復活を遂げるMERYに持ち込んだとして受け入れられるかと言われれば、きっとNOでしょう。このように、きちんとクライアントであるメディアが求めているものを理解して共感できていないと、ライターの仕事は成り立たないし、メディア側としても期待するような「質の高い」記事は上がってきません。それなのに、掲載メディアの共有がないし、応募しないと詳しい話も聞かせてもらえないんです。

 

クライアントが依頼文にメディアの情報を掲載しないのには事情があるのでしょう。でもこれってクライアントにとってもライターにとってもデメリットしかないと思うんです。

クライアントだって仕事の合間をぬって応募してきたライターと調整をしているはず。中には「応募してきて連絡とってみたけど正直話にならない」というライターもいるでしょう。これがメディアのURLを掲載して、細かいターゲット層まで依頼時点で共有できていればある程度募集時点でふるいにかけられると思うのです。

ライター側からしても、「面白そう」と思って応募したら、正直全然興味がわかない仕事だったということも起こりえるんです。しかもそういうクライアントに限って、まだ応募しただけなのに「じゃあこれ書いて」って投げてくることもありますしね。メディアの情報が依頼時点で共有されているだけで、自分に向いているのか向いていないのか判断できるので、無駄な応募をしなくて済むのです。

つまり、クライアント・ライター双方に、無駄な依頼の工数が発生しているといえます。そろそろこんな無駄なこと辞めませんか?きちんと依頼内容を理解し合える相手と仕事したくありませんか?

「質の高い」コンテンツをつくるために必要なものとは?

打ち合わせ
ライターにとってもクライアントにとっても「質の高い」記事は、ユーザーに「信頼」される記事だと思います。じゃあその「質の高い」記事を生み出すためにはなにが必要か。きちんとメディアの方向性への「共感を示してくれる同士」が必要なんです。「共感」は「熱量」にもつながってきます。正直最初は予算のとれないメディアがほとんどでしょう。でも共感し熱量をもって取り組めるメディアだったら、多少最初は報酬が低くても長く続くもんなんです。そして熱量のこもった記事は、少なくても必ず誰かに「届く」=「信頼」=「質の高い」ものです。

私もライターとして、その「同士」になれるメディアさんとだけお付き合いしたいと思っています。方向性の共有がうまくいっていることが、最終的にクライアントとユーザーのためにもなると思っているから。実際に今お付き合いしているクライアントはすべて、事前に詳しくしつこくお話を聞いて共感したところだけです。まだまだ実力もないのにこんな偉そうなブログ書いてるのバレたら恥ずかしいな~。「実力つけてから言えや!」って言われかねないな~。

 

頭でっかちに長々と書きましたが、クラウドソーシングにはまだまだ事前の情報共有が圧倒的に不足しているクライアントが多いのも事実です。せっかく地方でも仕事の可能性が広がるサービスやってるんだから、クライアントにもライターにもメリットになるやり方を見出してほしいなあ。