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カワイイがつまったサイトです。ウソです。

愛がダダ漏れ。ユーリの世界に仲間入りできた「ユーリ!!! on CONCERT」

タイムラグのある感想文を書くことに定評のあるクリスです。さて、もう2017年もあと1ヶ月を切ったこのタイミングで、先月11月半ばの振り返りをさせていただきます。

まとめを先にいうと、

「ユーリ!!! on CONCERT」行ってよかった~~~!!!

って話です。よろしくどうぞ。

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真剣な眼差しが選手のスケーティングと脳内リンク

静かに奏者の皆さんがステージに上がり着座。チューニングの音が鳴ると、なんだか普段味わうことのない緊張感が漂います。スッと音が鳴り止むと、「Serenade for two」のフルートの音色が軽やかに響き渡り、コンサートの始まりを告げます。

そこからもうなにがなんだかわかんないぐらい、音楽を通し、めまぐるしい勢いでユーリの世界に惹き込まれていきます

さらにライブビューイング鑑賞だからこそ叶う魅力的なシーンも満載でした。演奏している方の真剣な表情、眼差しがメッチャクチャかっこいいんです。そして、曲の雰囲気によってあらゆる表情を魅せる皆さんの姿を観ていると、ユーリに出てくるさまざまな選手のスケーティングが思い浮かびました。何かに真剣に向き合うって、リアルでもアニメでも本当に凄いことですよね。奏者の方がアップで映されるたびに、表情、手元に魅入ってしまいました。

大好きなシーンと曲のシンクロに、涙が止まらない

愛について~Agape~

愛について~Agape~

  • 梅林太郎 (Boy Soprano : 杉山劉太郎)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 ロシアのユーリプリセツキーが滑るショートプログラム曲「愛について~Agape~」。以前ユーリ!!! on ICEのことを書いたときにも触れましたが、無償の愛をテーマとする楽曲です。

ユーリ!!! on CONCERTでももちろん演奏されたこの楽曲。そしてアガペーを体現してくれたボーイソプラノ込山直樹さんに衝撃を受けました。まず、まだ声変わりをしていない若さにもかかわらず、あの大舞台で歌う度胸。私ならまず、ステージに上った瞬間に声が出なくなりそう。なにより、歌と声の表現力が豊かすぎて…。

それと、込山直樹さんの表現力は、アニメのシーン・セリフと深く結びついているとも感じました。

俺は、この容姿でいられる時間が短いんだ。

今利用できるものは全部つっこんで、

絶対勝つ。

(第4滑走 ユーリプリセツキーのセリフより)

こちらは今後成長期を迎え、どんどん筋肉質に男性的に成長していくであろう、ユーリプリセツキー15歳のセリフです。今の美しい容姿で、今しか演じられないアガペーにすべてをかける彼の生き様がありのまま表現されています。そして、込山さんの話に戻ります。ボーイソプラノにとって、声変わりって大きな転換期だと思うんです。そんなボーイソプラノの「今しか出せない歌声」と、ユリオの「この容姿でいられる時間」というセリフがシンクロしているとしか思えなくて。気づけば、涙が溢れていました。好きなシーンがリアルにこんな形で表現されるなんて…。生きててよかった。

プロフェッショナルが称え合う姿に感動

演奏とアニメの贅沢な「コラボレーション(JJ風に)」。アニメのコンサートとして楽しむ一方で、純粋にオーケストラメンバーの方々の姿に感動をおぼえました。

というのも、演奏するたびに称え合う姿があったからです。もしかしたら、オーケストラでは当然のことなのかもしれません。でも、「何してるの?」と問いたくなるくらい細かな演奏を何曲も繰り返しているのに、他の人の演奏を称えるって、普通に考えたらすごくないですか?私だったらそんな余裕ない。

お互いを称え合うだけのたくさんの練習をして、「ユーリ!!! on CONCERT」のステージを作り上げてくれたことが、いちファンとして嬉しくて仕方がないんです。改めて言わせてください。ステキな時間を、音楽をありがとうございました!!!

ライブビューイングでも大満足。でも次は…

今思い返しても、本当に「最高」としかいいようのない空間だったなあ…。ユリコン。

最初オーケストラをライブビューイングで鑑賞するって微妙じゃない?と思い、行くのをためらってましたが、行って大正解でした!もちろん音の厚みとかは生で聴いたほうがいいとは思いますが、演奏中の手元や表情が観られたり、アニメの映像とのリンクを楽しめたりするのはライブビューングの特権でしょう。

あと、オーケストラに対する印象がガラッと変わりました。これまでオーケストラって、めちゃくちゃ正装して静かに座って聴くものだと思ってたんですが、こういう新しい楽しみ方も提供できるエンターテインメントなんだなあって。これはアニメのコンサートだったからかもしれませんが、鑑賞までのハードルが高いオーケストラの入門として大いにありだなと思いました。観ている人それぞれに好きな曲があって、つい体が動いてしまうようなステキなオーケストラの時間でした。あと、yeah yeah yeahが流れたときの一体感はさすがファンだなって。

技術うんぬんは、素人なのでわかりません。でも本当に練習時間を想像してしまうほどの圧倒的な演奏にただひたすら感動しっぱなしでした。ライブビューイングでこれなんだから、生で聴いてたらその場で卒倒していたかもしれません。とはいえ、生で聴きたいのも本音。だから「全国、世界を回れたら」という松司馬さんの声を、ぜひ形にして欲しいなあ…という、いちファンの声をここに書きとどめて、感想文終わります。

拝啓クライアント様――あなたが求めるコンテンツの「質の高さ」について教えてください。

普段はアニメを見てゲフゲフいったり、1人ライブを開催したりして、家で過ごす時間を思う存分堪能している私。生産性からかけ離れている生活を送っているのですが、たまーに文章を書いてお金をもらってdアニメストアNetflixの月額料を支払っています。

お仕事のもらい方は、なんで私に?みたいなありがたいお声がけをいただくこともあれば、自分から営業まがいのことをすることもあるみたいな感じ。仕事獲得のために、DeNA問題で悪の組織と認識されたクラウドソーシングを営業ツールとして使うこともあります。DeNA騒動以降も相変わらず「人の時間をなんだと思っとるんや。舐めとんな」みたいな安価なお仕事がありふれているところにまだまだ闇は感じますが、探せば面白そうな仕事も転がっているんです。特に私みたいな地方でこういう仕事をしながらフラフラしている人間にとってクラウドソーシングというサービスの存在はありがたいわけです。

クラウドソーシングを使ってどうやって仕事を獲得するかというと、自分のお仕事ジャンルややりたい仕事があるかどうか検索をかけるところから始まります。そして、依頼文面をみて気になれば応募するのですが、この依頼文のある文言に、以前より違和感を感じていました。その文言とは「質の高さ」

  • 本案件では記事の「質の高さ」を求めております。
  • 文字数ではなく「質の高さ」で見ております。
  • 「質の高い」記事を書いてくれた方には報酬アップも!

といった文面が、あらゆるクライアントの依頼文面に散見されるのです。

質の高さ

今回はこの「質の高さ」という文言について感じていることをタラッタラ書いていきます。

 「質の高さ」っていうけど…何を基準に言ってるの?

さて、「質の高い」記事ってなんぞや?ということを書いていくにあたり、クラウドソーシングの依頼文面をもう少し深掘りしていきます。なお、記事内で紹介している依頼文はクライアントの特定を避けるため多少変化させております。依頼文に違和感は感じますが、別に違法のやりとりをしているわけではなさそうなので。

文字数が多いほうが「質が高い」?

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最低5000字は質の高さを担保するために必要です。

質が高くなるなら文字数に上限はありません。

とあるクライアントの依頼文で見かけました。文字が多ければ多いほど欲しい情報が詰まっていると考えればそうなのかもしれませんね。でも、私は文字数で「質の高さ」は決まらないと思っています。

私も以前メディア運営をちょろっとしていたことがありまして。アドバイザーの方についてもらい、色々教えてもらいながら仕事を進めました。その時に「1記事の文字数は2000字くらいがベスト」と教わったのですが、今となっては、文字数なんて必要な情報によって左右されるんだからわざわざ設定しなくてよくない?と思うのです。

確かに検索上位を狙うSEOの観点からいうと、キーワードを盛りこんで、ある一定の文字量は必要なのかもしれません。検索されなければ記事を読んでもらえないですしね。ただし最近では、胡散臭いアフィリエイトサイトが検索上位に載ってるGoogle先生で検索する人よりも、信頼できる人がシェアしたものを見る人の方が増えていると思うんです。もしくは信頼できるところの情報をチェックするとか。と考えると、その記事やメディアや記事が、ユーザーから「信頼」されているかどうかが鍵となるのではないでしょうか。

「信頼」にも様々な形があります。記事に関して言えば「読みやすさ」「共感」「面白い」「尊敬」とかかな。とにかく、読んでくれた人にとってプラスの価値観を付与してくれるものが最終的に信頼になると私は思っています。

まあ、文字数も「読みやすさ」という観点から見ると重要な項目にも見えなくはないですが、文字の数が多かろうと少なかろうといいものはいいし、ダメなもんはダメ。内容がユーザーにとって「信頼」できるものであれば、「質の高さ」を追い求めた先に文字数は関係ない!と信じたいのです。

こんなことを考えて仕事をしているので、昔「規定文字量に達してませんが、必要な情報は全て書きました!もし、これでなにか不足している情報があれば教えてください!」と言ってクライアントと連絡が途絶えたこともあります。「ん~とりあえず文字量を稼いで下さい」みたいなことを言われて、誰が書くかよ。

「質の高い」記事書いて!本数ボーナスも。ただし1ヶ月休みなし!

本数ボーナス

ライターに限らずですが、仕事のできる人は限られた時間の中で求められる仕事、もしくはそれ以上のパフォーマンスをしてくれます。ただし、やはり限度と言うものもあって、質が担保される許容範囲を超えれば、仕事の質はどんどん低下するものです。

さて、質の担保と仕事量の観点からクライアントの依頼で見かけた文言にこんなのあったよシリーズを見ていきましょう。

質の高い記事を書いてくれた人には報酬プラスしちゃうよ~♪

こういう依頼を見るたびに思うんです。

「報酬プラスする質の高さの基準は???」

普通に難しくない?何をもってして「質が高い」と判断されるの?SNSでのシェア数?PV数?具体的に教えて~!!さらにはこんな依頼も。

「質の高い記事を求めてるよ!本数書いてくれたら報酬プラスしちゃうよ!」

いや、だから難しくない?しかも「質の高さ」求めておきながら「本数」も要求しちゃう?日本のブラックな部分がこんなところにも垣間見えてるYO!!あ、でも在宅で月収30万稼げるって書いてある~と思って試しに覗いてみるじゃないですか?

1日5記事×30日=300,000円

不眠不休?1本あたり2000円の記事を1日あたり5本書いて、休みなく30日働いた計算って凄すぎませんか?ライフワークバランスって言葉知ってる?

世の中のライターさんがどれくらいのペースで文章を書いているのか、統計も調べた限りではないので存じ上げませんが、「質の高い」「信頼」できる記事を1日に量産できるものなのでしょうか。私には到底無理。

ちなみに私は、2000字程度の記事を書くのにどんなに好きなことでも1日は時間がかかります。むしろそれでも全然足りないくらい。また、キーワードが決まっている記事は書かず企画から練ることが大半なので、ネタ探しも記事制作の時間に含めればおそらく3~4日は最低でもかかっていると思います。時間をかけりゃいいってものでもありませんが、質の高さを求めるのなら、そんな数時間でちゃちゃっと書けるワケないよ!と思うのです。

単価
異常に低い元単価に本数でボーナスつけるという餌をバラまくことでしか特別感を出せないのに、質は求めるって。しかもクライアントの意図にそぐわないものは修正に修正を重ね、差し戻しの嵐なんていう話も聞きます。で、1回きりでサヨナラ、アデュー。ライターは消耗品かっての。

正直、単価安くて仕事請け負ってくれてるライターなんだから「よっしゃ!いっちょ専属ライターとして育ててやっか」くらいの気概のあるクライアントであれば、まだマシだと思うんですけど…。本数ボーナス設定しているところに限って「初心者OK!」とか「未経験でも安心!」とか謳うんですよ。だから私は、本数ボーナスって書いてあるクライアントは、信用してませんし、全てブロックして検索の邪魔にならないようにしています。

求められている「質の高さ」が分からない?クラウドソーシングの抱える課題

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文字数や本数では到底はかれないコンテンツにおける「信頼」が「質の高さ」なのではと私は思っています。でもクライアントワークをする以上は、クライアントを納得させないことには届けたいユーザーにコンテンツが届かないわけです。だから、記事制作前に、きちんと掲載されるメディアについて熟知し、自分の言葉で説明できるくらいになっておかないと、メディアと自分の書いた記事が合わないというミスマッチが生まれてしまいます。事前にメディアの方向性を確認して自分が参画するかどうかをまず確認する作業が必要なんです。

でも多くのクラウドソーシングの依頼ではこれが難しいのです。なぜなら、掲載するメディアが依頼段階で共有されていないから。あっても参考サイトのみのことが多く、そのメディアがどんな人をターゲットにしているのかが全く見えないのです。

 

さらに言うなら、ターゲットもざっくりしすぎているものが多いこと!「女性向け」「ママ向け」「男性向け」といった、果てしなく広い層をターゲットにされても、正直何を届ければいいのかわかんないんです。

石原さとみという絶世の美女と私のような干上がったアラサー女性がいるように、同じ女性というカテゴリの中にもあらゆる層がいるわけです。石原さとみに憧れはしますが、きっと彼女の使っているであろうコスメラインは私の収入では手に届きません。逆に石原さとみは私が特売で買うような化粧水だけの保湿なんて絶対しないでしょう。このように全く違う世界で生きる「女性」が同じ「女性向けメディア」の記事を見て共感できるでしょうか?私はできないと思います。

もし私が、女性向けの記事を書いたらきっと「一人暮らしのアラサー女が家でこっそりすること特集」と題し、

  • ボディーソープを陰○で泡立てて思いのほかふわふわになって驚く
  • めっちゃ黄色いお○っこが出てくると膀胱を褒め称えてる
  • 漏れもせずギリギリまで耐え抜いたナプキンも褒め称える
  • 安心するからといってすぐズボンの中に手を突っ込む

 

という企画が上がることになりますが、例えばこれを今度復活を遂げるMERYに持ち込んだとして受け入れられるかと言われれば、きっとNOでしょう。このように、きちんとクライアントであるメディアが求めているものを理解して共感できていないと、ライターの仕事は成り立たないし、メディア側としても期待するような「質の高い」記事は上がってきません。それなのに、掲載メディアの共有がないし、応募しないと詳しい話も聞かせてもらえないんです。

 

クライアントが依頼文にメディアの情報を掲載しないのには事情があるのでしょう。でもこれってクライアントにとってもライターにとってもデメリットしかないと思うんです。

クライアントだって仕事の合間をぬって応募してきたライターと調整をしているはず。中には「応募してきて連絡とってみたけど正直話にならない」というライターもいるでしょう。これがメディアのURLを掲載して、細かいターゲット層まで依頼時点で共有できていればある程度募集時点でふるいにかけられると思うのです。

ライター側からしても、「面白そう」と思って応募したら、正直全然興味がわかない仕事だったということも起こりえるんです。しかもそういうクライアントに限って、まだ応募しただけなのに「じゃあこれ書いて」って投げてくることもありますしね。メディアの情報が依頼時点で共有されているだけで、自分に向いているのか向いていないのか判断できるので、無駄な応募をしなくて済むのです。

つまり、クライアント・ライター双方に、無駄な依頼の工数が発生しているといえます。そろそろこんな無駄なこと辞めませんか?きちんと依頼内容を理解し合える相手と仕事したくありませんか?

「質の高い」コンテンツをつくるために必要なものとは?

打ち合わせ
ライターにとってもクライアントにとっても「質の高い」記事は、ユーザーに「信頼」される記事だと思います。じゃあその「質の高い」記事を生み出すためにはなにが必要か。きちんとメディアの方向性への「共感を示してくれる同士」が必要なんです。「共感」は「熱量」にもつながってきます。正直最初は予算のとれないメディアがほとんどでしょう。でも共感し熱量をもって取り組めるメディアだったら、多少最初は報酬が低くても長く続くもんなんです。そして熱量のこもった記事は、少なくても必ず誰かに「届く」=「信頼」=「質の高い」ものです。

私もライターとして、その「同士」になれるメディアさんとだけお付き合いしたいと思っています。方向性の共有がうまくいっていることが、最終的にクライアントとユーザーのためにもなると思っているから。実際に今お付き合いしているクライアントはすべて、事前に詳しくしつこくお話を聞いて共感したところだけです。まだまだ実力もないのにこんな偉そうなブログ書いてるのバレたら恥ずかしいな~。「実力つけてから言えや!」って言われかねないな~。

 

頭でっかちに長々と書きましたが、クラウドソーシングにはまだまだ事前の情報共有が圧倒的に不足しているクライアントが多いのも事実です。せっかく地方でも仕事の可能性が広がるサービスやってるんだから、クライアントにもライターにもメリットになるやり方を見出してほしいなあ。

2017年秋アニメで私が心ときめいたオープニング&エンディング

もう2017年も11月に入り、今年が終わりそうになっています。


【住友林業】「たいせつな時間」篇 60秒

加瀬亮と、こんな夢のような生活を送ることもできていないのに。

相変わらず、フラフラフラフラと自由気ままに、ストレスフリーな半分ニート生活を送っている私ですが、やっぱりなんだかんだ心の拠り所は必要なわけで。ということで2017年も思う存分、いや今まで以上にアニメにのめり込み、家にこもりました。しかも2017年の秋アニメは豊作すぎて、ハードディスク追いつかない!大変!助けて、dアニメストアNetflix~!!な日々を送っております。

さて、アニメにおいて重要な要素といえば

  • ストーリー
  • キャラデザ
  • 作画
  • 背景
  • 全体の雰囲気!

など様々ありますよね。で、私は、繰り返し・しつこく・ねちっこく言ってる大きな要素に「音楽」をあげています。言ってしまえば、観はじめ段階の「ストーリーなんのこっちゃ分からん!」というアニメでも主題歌を鑑賞したいがために観続けるなんてものも少なくありません。そして、2017年の秋アニメは豊作だといいました。つまり、オープニング&エンディングもめっちゃいいのある~!!ということで、お気に入りをご紹介します。

それと無駄に長いので、爪やすりに7時間くらい費やしてしまったというくらい暇な人以外は、気になる曲だけ聞いてもらえればと思います。各アニメのストーリーは公式サイトもしくはWiki先生に聞いてね!

ファンタジーアニメの主題歌は本編とのリンクが命

ファンタジーアニメはどの期でも放送はされていますが、今期作品の主題歌には、視聴者の心をストーリーに引き込む力が強く宿っている印象を受けています。アニメ主題歌はその作品のために書き下ろされるものも多いので、必然的にストーリーとリンクするものも多い傾向に。ただ、メロディーラインや楽曲の物語性、緩急、さらにはアニメスタッフの熱量がビッシビシに伝わってくる映像など、なにをとっても「このアニメにこの主題歌あり!」「主題歌見てから作品を見ないと始まらない」と思わされるオープニング・エンディングばかりなのです。

「その未来へ」RIRIKO/ 『クジラの子らは砂上に歌う


TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』 オープニング映像 [♪RIRIKO「その未来へ」]

アコギの美しく儚い音色に一歩一歩着実に歩みを進めるようなリズム、語りかけるようなRIRIKOさんのボーカルから始まる、クジラの子らは砂上に歌うの主題歌「その未来へ」

 

 

正直、観ていて辛いアニメでした。だって、理由もわからず殺される人がいるんだもん。でも、仲間の死や自分たちの置かれた境遇という残酷な現実を受け入れ、それでも生きる選択をした人々の強さが歌詞だけでなく曲全体で表現されているので、希望を抱いてアニメ本編に入ることができます。あとタイトル前の映像に鳥肌がたちます。砂の海美しすぎない?

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」公式サイト |

「鏡面の波」YURiKA/『宝石の国


TVアニメ『宝石の国』OPテーマ「鏡面の波」ノンクレジット映像

輝く宝石を音にしたらこんな感じ!と頷いてしまいそうな楽曲が宝石の国のオープニング「鏡面の波」です。

 

 

宝石の国』は前評判と原作の評判の良さで観るアニメに入れてましたが、6話を迎えようとするこのタイミングでもまだストーリーが全然掴めてません。でも観続ける理由は、このオープニングにときめきを感じたから。

YURiKAさんの透き通る中にもどこか幼さを感じるボーカルと、ピアノのような楽器の高く細かな音が見た目の "キラキラ" を絶妙に表現してると思うんです。

あとオープニングの映像はもちろんなんですが、全般通して映像が凄い!3DCGの作品は観ていて違和感を感じることが多く苦手だったんです。でも本作を観ていると、3DCGの技術は宝石を表現するためだけ生まれてきたんじゃないかと思うくらい融和していて惹き込まれました。バトルシーンすらも美しいのです。

TVアニメ『宝石の国』公式サイト

 「Here」JUNNA/『魔法使いの嫁


JUNNA 「Here」Music Video (short ver.)  

JUNNAさんの歌う「Here」は、魔法使いの嫁のオープニング主題歌です。

 

 

とても16歳とは思えないJUNNAさんの力強く情熱的な歌声があまりに印象的で、アニメスタート前にみたPV時点で、今期注目度No.1作品になってしまったほど。

アニメを観てから改めて聴くと、主人公のチセの孤独と「安心できる居場所」を 求める心に寄り添う楽曲でした。物語もチセの境遇を思うと心が締めつけられるものもありましたが、すこしずつ自分の存在価値を見出していく彼女の姿に、すでに何度も涙しました。2クール放送ということなので、体内の水分が足りるか心配です。アニメを観てから「Here」を聴くと、優しいチセが脳内に出てくるのでまた泣けてくるのです。

TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト – 2017年10月より放送開始、TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト

 無条件に体が動く楽曲

 改めて言うことでもないとは思うのですが、私は1人でアニメを観ています。いや1人でないと観られないと言ったほうが正しいかもしれません。なぜなら主題歌に合わせてノリノリで体を動かしているからです。きっとこんな姿、誰も観たくないでしょう。だって「干上がりアラサーが何してんだろ?」とふと我に返った時に自分でも思うくらいなので。でも自然と体が乗ってしまう主題歌も、またたまらなくいいのです。

「動く、動く」「More One Night」チト(水瀬いのり),ユーリ(久保ユリカ)/『少女終末旅行


TVアニメ『少女終末旅行』OP&EDシングル試聴動画

少女終末旅行からはオープニングとエンディングどちらもご紹介。ほら、タイトルから動いてしまいそうな感じでしょ?「動く、動く」だもん。

 

 

ワン,ツー,スリーで歩きだせ

ワン,ツー,スリーで踊りだせ

ワン,ツー,スリーで動きだせ

と言われたら家の中でもムーンウォーク(もどき)したり、ダンスしたりしちゃうのも無理ありません。エンディングの「More One Night」も、DJの選曲にあってもおかしくないくらい縦ノリの楽曲ではないでしょうか。

とってもキャッチーでゆるいオープンエンドですが、アニメの世界観とのギャップはなかなかのものです。

TVアニメ「少女終末旅行」公式サイト

「ぼなぺてぃーと♡S」 ブレンド・A/『ブレンド・S


ブレンド・A「ぼなぺてぃーと♡S」MV ショートver.

様々な属性の女の子たちの接客体験ができるアニメブレンド・Sからは可愛さ突き抜けるオープニング「ぼなぺてぃーと♡S」を。

 

 

とりあえず3回聴いてください。そしたら、ぐるぐる回りはじめるし、キュン×3、パンチ×3を繰り出してる自分に気づくかと思います。気づかなかった人は、とりあえずこの記事をみなかったことにして、私の日常を想像しないでいただきたいと思います。

アニメ「ブレンド・S」公式サイト

「大!地獄地獄節」地獄の沙汰オールスターズ/『鬼灯の冷徹


TVアニメ『鬼灯の冷徹』第弐期オープニング映像

たのし~い~な~

 で、体揺れてる人手を上げて!

魑魅魍魎って絶対かけな~い!

で、首を可愛くかしげた人、正直に手を上げて!

 

 

聴いてるだけで無条件に楽しくなってしまう鬼灯の冷徹「大!地獄地獄節」。第壱期に引き続き、YOUR SONG IS GOODのサイトウ "JxJx” ジュンさんがプロデュースしただけあって、間違いなく踊ってしまうサウンドになっています。こんな楽しそうな地獄なら落ちたい。

気を抜くと外でも口ずさんでしまいそうになるほどの中毒性があるので用法用量を守って服用してください。

UNISON SQUARE GARDEN欲張りタイム(別名:田淵無双タイム)もある ※地域による

 私の住む福岡では地方局が放映権を買ってくれないのか、基本地上波ではアニメを観ることができません。なので、BS11でほとんどのアニメを視聴していて、月曜深夜帯は血界戦線 & BEYOND』『ボールルームへようこそという番組編成が組まれています。そしてこの2つのアニメの主題歌を担当するのが、UNISON SQUARE GARDENです。

fake town baby」/『血界戦線 & BEYOND


UNISON SQUARE GARDEN「fake town baby」ショートver.

Invisible Sensation」/『ボールルームへようこそ


UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」ショートver.

はい、カッコイイ。ていうか、同じ期のアニメで楽曲を担当するなんて、なんという荒業だよ。なんなら『ボールルームへようこそ』では2期連続担当だよ。田淵ありがとうだよ。

スタイリッシュで色気漂う大人のアニメ『血界戦線 & BEYOND』と、競技ダンスに打ち込む青春スポーツアニメ『ボールルームへようこそ』という全く異なる世界をもつアニメに合う楽曲をつくれるって、どれだけ引き出しが多いんだろうと思ってしまいます。アニメ世界観の理解力高すぎない?

さらに田淵さんの楽曲づくりのペースにも驚きますが、ユニゾンの楽曲とアニメーターさんたち渾身の映像が組み合わさったら、震えるほどカッコイイんですよ。あまりにオープニング映像が素晴らしすぎて妹と語り合ってしまったほど。

あと、深夜アニメのCMって主題歌のものが多いんです。だから、この2曲のCMも必ず流れます。そして絶対にCMでも暴れてる田淵CMまで乗っ取る勢い田淵無双

 

Invisible Sensation (通常盤)

Invisible Sensation (通常盤)

 
fake town baby (通常盤)

fake town baby (通常盤)

 

 

名作アニメは、オープニング&エンディングを楽しんでこそ生まれる

繰り返し申し上げますが、アニメのオープニング&エンディングはアニメの良さを作り上げる1つの大きな要素です。

 

qris.hatenablog.com

 こちらの記事でも言ってるように、主題歌に何かしらの違和感を感じただけで、アニメストーリーへののめり込み方も変わるんです。オープニング・エンディング含めてその作品なんです!!!ストーリーを盛り上げてくれたり、楽しく観るための要素が詰まっていたりするアニメのオープニング&エンディング。曲を聴いていいなと思った作品は観てみる価値あり。ということで今からまたBS11にお世話になってきます。

『響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』が赤の他人の私にも届いたという報告

皆さんは学生時代「全力で青春した」と胸をはって言えますか?私は言えません。でも今、その時味わいたかった青春を謳歌している気分に浸れています。なぜなら、響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』を観たからです。

アニメ映画ではありますが、本当に本当に!私の観てきた青春映画ではトップ3に入る勢いの良良良良良作だったので、感想文書きます。

アニメ2期の再構築?総集編でしょ?なんて思っててごめんなさい

qris.hatenablog.com

 先日のブログにも書いたんですけど、映画館に総集編観に行く心理って、これまでの私には理解のできない行動だったんです。「ハイキュー!!」の劇場版でこの価値観はぶち壊されたはずだったんです。でも、またリセットされて、「再構築とか言って~結局は総集編でしょ~?ま、観に行くけど」みたいなノリで観に行ったんです。そんな軽いノリで行ってまさか鼻水垂れ流して観てるなんて誰が想像したでしょうか?

結論、青春映画の名作だったと言わざるをえない作品だったわけですけれども!!

※以下、壮大なネタバレを含むため、鑑賞予定のある方は閲覧注意です※

響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』で描かれたもの

そもそも『 響け!ユーフォニアム』ってどんな作品なの?って思われた方のために、簡単にストーリーを説明しようと思ったのですが、うだうだ書くより公式教授やwikipedia先生に聞いたほうが時短になると思うので以下リンクをご覧下さい。

tv.anime-eupho.com

響け! ユーフォニアム - Wikipedia

 

さて、今回観た『 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』は、テレビアニメ2期のストーリーの中でも、ユーフォニアムプレーヤーの先輩後輩である「久美子」と「あすか」の関係性に焦点をしぼった物語が描かれています。

本当は続けたい部活を親の方針で辞めるかもしれないあすかと、あすかの気持ちを知っているからこそ、なにより一緒に最後までやり遂げたいからやめてほしくないと願う主人公・久美子の、心の葛藤や先輩後輩という絶妙な距離感が、丁寧に丁寧に描かれています。

現実的な久美子が言うからこその、気持ちの熱さ

盛大なネタバレをぶちこみますが、久美子が「絶対に全国に行きたい」という目標に向けて頑張ってきたあすかに対し「先輩と一緒に演奏したい」という気持ちをぶつけるシーンがあるんです。

久美子は、普段から人付き合いも程よい距離感を保ち、現実的でどこか冷めている子だと私は思ってるんですけど、そんな子が感情を爆発させて相手にぶつかっていく姿に、想いの強さを感じずにはいられませんでした。しかも、普段から本音を表に出さず、掴みどころがなくて、苦手だった先輩・あすかに対して気持ちをぶつけるのだからなおさらで。それくらい久美子にとってあすかの存在は大きなものであり、2人の間にある強い絆が強固なものなのだなと感じるシーンでした。

高校生よ、子どもであれ。高校生という年齢の難しさ 


『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』WEB予告

子どもで何が悪いんです?先輩だって、ただの高校生なのに!!

また、盛大なネタバレを挟んで申し訳ないのですが、とにかくこの一言にズギャーーーーーン!!!と胸を突き刺されました。

あすかは、親の方針で部活を辞めるかどうかはっきりしていない自分が戻ることを、部にとってのデメリットであると考え、自らフェードアウトしようとします。でも本当は部活を続けたい、大好きなユーフォを演奏したい、全国に行って目標を達成したい。願いと現実の狭間でものすごく悩んでいたはずです。なのに、彼女は本音を表に出さず、1人で黙々と努力し戦います。この姿がもう見ていて辛いんです。高校生ならもっと自分の気持ちに素直になっていいんだよ!って声をかけたくなるんです。

でも、たしかに高校生の頃って、家の事情とかもなんとなく分かってくるとても微妙な時期。分かってしまうと、やりたいことを突き通すことは「ワガママ」なんじゃないかと思ってしまう子も世の中には大勢いると思うのです。実は私も、家の複雑な状況を知って、福岡を出ないと決めたのが確かこの頃でした。あすかと違うのは、親に言われてじゃなく、自分で勝手にそう決めつけて首を締めたってことですかね。今となっては、反動なのかフラフラと好き勝手やってるんでプラマイゼロな感じですけど。

話がそれましたが、高校生にも、やりたいことばかりを追い求めてしまうのはなんとなく「親孝行」じゃない気がする感覚を持っている子は少なからずいるんです。あすかも、親の想いを無下にもできないという気持ちと、でも本当はやりたいことがあるんだという2つの想いの間でもがき苦しんでいるのに、「これが正解なんだ」と自分に言い聞かせ、親や部員の前では物わかりのいい「大人」になろうとします。そんな彼女に久美子が放った一言が「先輩だって、ただの高校生なのに!!」です。あすかの心にもドカンと響いていたようです。私もなんだか久美子の言葉に救われた気がしました。

響かせたい相手と、届けたい相手が揃った最高の全国の舞台

 そんな経緯があっての最後のシーン。久美子にもあすかにも、自分たちの演奏を届けたい相手がいるのですが、もしあすかが欠けていたら、届けたい音になっていなかったかもしれないと考えると、一緒に響かせたい相手と作り上げた音が、届けたい相手にきちんと伝わる事自体が奇跡なんです。私は久美子ともあすかとも赤の他人ですし、もはや住んでる次元が違いますが、彼女たちの届けたかった音が、演奏が届いたと思っています。

劇場で部員体験。フォトセッションタイム

今回の劇場版で、とてもシュールだなあと感じたことがあります。 

本編前にフォトセッションと題し、来場者がスクリーンにカメラを向け撮影出来る時間が設けられていました。映画館でスマホのシャッター音が鳴り響くのがなんとも新鮮で。ここで撮った写真はSNSで共有してねと公式アナウンスも。来場者と一緒に盛り上げるためのショートムービーまで作っちゃうのが、時代だなあと感じました。

響け!ユーフォニアム

もちろん私も、北宇治高校の部員として3年生との貴重な時間を写真におさめました。卒業しないでほしい。

アニメ知らなくてもめっちゃいい映画なんで観て!

多分…いや絶対といいたい。アニメを知らない人でも、演奏シーンを観たら心がめちゃくちゃ熱くなると。最高の全国の舞台を少しでも多くの人に観てほしいと願っています。これが私の「届けたいメロディ」なのかもしれない。

anime-eupho.com

底無し沼『ユーリ!!! on ICE』から出られそうにない話

皆さんは、初回を見逃したドラマやアニメを2回目から観ることができますか?私は、なんだか悔しい気持ちが出てきてしまい、観ることができないのですが、もうそんなこと気にせずリアルタイムでハマるべきだったアニメについて今日はお話します。

ユーリ!!! on ICE』沼に一瞬で沈む

ユーリ!!! on ICE 1(スペシャルイベント優先販売申込券付き) [DVD]

リアルタイムでハマってありとあらゆるイベント込みで楽しみたかったと、絶賛後悔中のアニメの名はユーリ!!! on ICE。2016年秋アニメとして放送され、話題沸騰となった男子フィギュアスケート競技を描く作品です。

正直話題になりすぎてて、「私はミーハーじゃない!」という謎のプライドも出てきてしまって観ずにしばらく時間がたちました。で、5月に半ニートになりまして、時間が有り余るわけです。となると、することなんてきまってるじゃないですか?

  1. アニメを観る
  2. おすすめ作品欄に『ユーリ!!! on ICE』が表示される
  3. まあ悲しいことに時間あるし、観てみるか
  4. あぎゃぁぁぁあばはああぁぁぁぁいいいいううううおおおおおおおおお‼!!!

このように、見事にハマりにハマって現在に至ります。もうこんな罪なアニメ生み出してくれてありがとう。

1話冒頭の魅せ方が反則。細かすぎるスケート美

原作が好きでアニメが始まるのを待ちわびていた作品じゃない限り、スタートからドンピシャでハマる作品はなかなかないのですが、『ユーリ!!! on ICE』の場合、1話の冒頭からのめり込みました。主人公の勝木勇利の憧れの存在であるヴィクトル・ニキフォロフのスケーティングシーンシーンが美しすぎて…。


TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」ティザーPV第1弾

滑る時の氷が削れる音、滑ったあとの氷の軌跡、光の反射、柔らかな表現力のある腕の振り。フィギュアスケートの美しさが詰まっているようなたった数秒の映像。これを観た瞬間に、「ああこれハマるわ」と確信しました。

1話冒頭はもちろん、作中のスケートシーンは本当に圧巻。このアニメのためだけに作られた、選手一人一人の個性がスケーティングに乗りつくしたプログラム。一つ一つの表情や振り付けが細部まで作り込まれた、スポーツとしても芸術としても楽しめるスケーティングに、心を鷲掴みにされました。スケーティングシーンがかなり長く、しっかり描かれているのも素晴らしい!制作したアニメーターの皆さんに、ただただ感謝しかできない作品です。

「音楽」との融合が凄すぎるアニメ

こちらのブログでも触れたのですが、私がアニメにハマる大きな要素に「音楽」があります。ストーリーの入り・締まりにも影響するオープニング・エンディングはもちろん、ストーリーやキャラクター心理をより一層深める劇伴も大好きで、よく聴いています。

ユーリ!!! on ICE』では、あらゆる場面に溶け込む「音楽」が観ている方の感情ともリンクし臨場感を味わえたので、ものすごく印象に残りました。劇伴や効果音の使い所の溶け込み具合も抜群に良かったし、各選手のプログラムになくてはならない楽曲がとにかく最高!!どの曲もプログラムもステキだったんですが、中でもお気に入りがあるので紹介します。

「愛について~Eros~」(勝木勇利/ショートプログラム
「愛について~Agape~」(ユーリ・プリセツキー/ショートプログラム

日本とロシアの2人の”ユーリ”がショートプログラムで魅せた「愛について」「エロス(性愛)」アガペー(無償の愛)」という性質の異なる「愛」を、アレンジ違いの楽曲とプログラムで表現しています。

恋愛経験に乏しい日本の勇利が、相手を誘惑する挑発的で情熱的な「エロス」を、勝ちにこだわり自我が強いロシアのユーリが、無垢で清廉潔白な「アガペー」を表現するという、イメージギャップの強いプログラム構成。今までにない自分の扉を開くことに、2人のユーリも最初は戸惑いを隠せず、なかなか曲の理解ができす、プログラムを自分の中で昇華できませんでした。でも、それぞれの形で少しずつ自分のものにしていきます。 

愛について~Eros~

愛について~Eros~

  • 松司馬拓 (feat. 沖仁)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

勇利の「エロス」で魅せる表情や動きは、回を追うごとに色気を増します。楽曲のフラメンコのリズムにのった演技に、艶かしく挑発されてしまいます。勇利自身、コーチのヴィクトルがデモでこの曲を滑った時に「男のボクでも妊娠してしまいそうなほどエロス」と漏らしていましたが、大丈夫。勇利のエロスも十分妊娠してしまいそうだから。普段とのギャップも相まって、勝木勇利の大人の色気が暴発しているプログラムになっています。<第3・5・6・8・11滑走> 

愛について~Agape~

愛について~Agape~

  • 梅林太郎 (Boy Soprano : 杉山劉太郎)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 ユリオ(ユーリ・プリセツキーの愛称)の「アガペー」も、回を追うごとに、どんどん美しく透き通っていきます。滝行を経て、たどり着いたじいちゃんへの無償の愛も、たくさんの出会いで得た多くの人への愛が溢れるものに変化していました。何の見返りも求めていない、深く美しい愛ような楽曲に、ユリオが放つ美貌としなやかさが融合することで、無償の愛は完成しました。<第3・8・11滑走>

映画"上海ブレイド"より「The Inferno」(ジ・グァンホン/フリースケーティング

中国の若きエース、 ジ・グァンホンのフリースケーティングは、殺し屋が英雄となる上海の裏社会を描いた架空の映画劇伴にのせて。本人も「なんで裏社会で殺し屋をやって英雄になれるんだろう」と疑問をいだきつつ、コーチのゴリ押しで決まったプログラム。こんなことを言いつつも、彼の頭の中では物語が出来上がっているんですけどね。 

映画

映画"上海ブレイド"より「The Inferno」

  • 松司馬拓
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

緊迫感のある楽曲にのせて、普段の可愛い彼からは想像できない凛々しい眼光が光ります。まだまだ、若い分技の難易度はベテラン勢に比べると劣りますが、内に秘めた闘志からは「英雄」になる素質を十分に感じることができます。

これだけ緊迫感があり、終盤にかけてドラマチックになっていく楽曲を滑りきった後に、SNS狂ならではの一言が漏れるのも一興。

もうSNS全部やめて、練習する

とクマのぬいぐるみを噛んで悔しがるという演技前後のギャップまでをセットでお楽しみ下さい。<第7滑走>

 「Intoxicated」(クリストフ・ジャコメッティショートプログラム

 25歳のベテラン クリストフ・ジャコメッティのプログラムもたまりません。まずは、彼が滑っている間に頭の中で考えている事を見ていただきましょう。

大人のエロスは僕の専売特許だよ

僕の興奮は収まらないからね

ああ…イキそう…

滑りながら顔を赤らめ絶頂するスケーターなんて、彼ぐらいしかいないと思います。「専売特許」と言い切るエロスは、メーターを振り切り世の女性の内側を刺激します。 

Intoxicated

Intoxicated

  • provided courtesy of iTunes

ゆったりとしたテンポのネットリとした楽曲からは、大人の触れてはいけない世界の香りが漂ってくるかのよう。

またクリスの演技には、カメラワークも大きく貢献していて、舐め回すようなアングルが、大人のエロスを助長するひとつの要因になっています。彼の演技を観たタイの20歳ピチット・チュラノンはこう漏らします。 

氷がびしょ濡れに見える

まさか彼が、ジュニア時代は野原を駆け回る純真無垢そうな少年だったとは誰が思うでしょう。ちなみにバスローブの着こなしも、ものすごくアダルト。子どもはみちゃダメ。<第6・11滑走>

Partizan Hope(ジャン・ジャック・ルロワ/フリースケーティング

 カナダの自称キングJJことジャン・ジャック・ルロワ。自信以外の感情がないのかとツッコみたくなる彼のフリーのプログラムは、カナダの壮大な大地を彷彿とさせる、雄大な楽曲で魅せつけてきます。言動がいちいちイラッとするJJですが、口から出る自信に結果はしっかり伴っています。グランプリシリーズで2回金メダルを獲得し、堂々グランプリファイナルへ進出した実力者です。

Partizan Hope

Partizan Hope

  • provided courtesy of iTunes

ショートでは、グランプリファイナルの魔物に取り憑かれ、今までに経験したことのないミスをしてしまいます。フリーでもミスを引きずり序盤は思い通りの演技ができませんでしたが、JJらしさに立ち返り、持ち直し、締める彼の姿に王者の貫禄を感じずにはいられませんでした。なんだか彼を原点に導くための楽曲だったのかなと思ったほどです。<第9・12滑走>

 ベートーヴェン:交響曲第9番 第2楽章 「降臨」-建国版-(オタベック・アルティンフリースケーティング

第1滑走から数回チラつき、何者なのか焦らされ続けた男が、ついにファイナルに登場。カザフスタンの英雄 オタベック・アルティンのプログラムは、一言で言うなら「いぶし銀」。 

ベートーヴェン:交響曲第9番 第2楽章 「降臨」-建国版-

ベートーヴェン:交響曲第9番 第2楽章 「降臨」-建国版-

  • 松司馬拓指揮 Ensemble FOVE
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

実はジュニア時代に、ヴィクトルとユーリの所属するスケートクラブのキャンプに参加していたオタベックは、バレエレッスンについていけず、挫折を味わった過去がありました。ただしそこで折れることなく、自分のスケートを突き詰めた結果、技と力強さを極めるという道を見出します。

楽曲と彼のスケートスタイルがマッチした時、荘厳な世界が広がります。他の人とは違う強さを極めた美しさを感じ取ることができます。 <第12滑走>

Yuri on ICE(勝木勇利/フリースケーティング

 さて、この『ユーリ!!! on ICE』のキーにもなっているであろう、勝木勇利のフリースケーティングプログラムの楽曲「Yuri on ICE」。とりあえず、この曲は聴いて、観た瞬間に体の中に電撃が走りました。 

Yuri on ICE

Yuri on ICE

  • provided courtesy of iTunes

勝木勇利のスケート人生を描いた楽曲。元々人付き合いも苦手で、どこか孤独にスケートに打ち込んできた彼が、ヴィクトルに出会うことで、改めてたくさんの人の「愛」に気づき、自身の「愛」を広げ伝えていく、そんな物語のような楽曲です。

単調でどこか儚く脆いピアノの音色から始まる楽曲が、徐々にあらゆる人の手や心を受け取るかのように音の幅を持ち始め、終盤にかけて花開いていきます。 

1人で抱え込み、弱みを見せるのが苦手だった勇利の思考が、この曲を滑るたび内から外に変わっていくのもまた良いのです。最初はプログラムを滑りきるのに必死だったのに、最終的にはヴィクトルやライバルたち、家族や地元、関わってきた愛を届けたい人たちと滑っているかのようなスケーティングに変わっていく。その過程を含めて本当に美しくて、目が離せない「Yuri on ICE」のプログラム。最終滑走でコーチであるヴィクトルの代名詞4回転フリップを決めたシーンでは涙が止まりませんでした。<第4・5・7・9・12滑走>

Yuri on ICE (1st sketch)

Yuri on ICE (1st sketch)

  • provided courtesy of iTunes

 そして実は、この「Yuri on ICE」にはお蔵入りしたデモバージョンがあります。リンクメイトだったピチットくんの友人に「自分のスケート人生をイメージして曲を」と勇利が頼んで作ってもらった楽曲。でも、当時の勇利はどこか自分に自信が持てずにいたので、出来上がった曲も「勝つ」ことをイメージできるものではなく、使わずじまいに…。

でも、神様のような存在だったヴィクトルとの時間を通して、多くの人から受け取ったものをスケートで返していきたいという気持ちが強くなり、改めて曲を作り直してもらって、「Yuri onICE」が完成するのです。

たしかにこの1st sketchは、美しいピアノの音色のなかにどこかどんよりした空気感を帯びているように感じます。でも、これはこれでとても人の弱い部分を淡々と表現した素晴らしい曲だなとも思うのです。<第4滑走>

私生活を覗き見している感覚がたまらないSNS使い

最近のアニメでは、SNSの使用描写がよく観られます。『ユーリ!!! on ICE』でも頻繁にSNSなどの描写がでてきたのですが、描かれ方がとってもナチュラル。日常に自然に溶け込む描写だから、大好きな有名人のSNSアカウントをフォローしてタイムラインを覗いているかのような感覚を味わえるんです。

そして、特筆すべきはエンディング映像。自分のスマホをスクロールしてスケーターのインスタをみているような錯覚さえ起こします。魅力的なキャラクターたちの私生活が筒抜けで、もうたまらん…♡JR九州の車両座席風景も描かれていて、乗ったことのある身としてはちょっとした優越感に浸れました。

また、第10滑走のエンディングは特別仕様。スケーターのフォトフォルダーまで大公開!の大サービス。社交性やマナーを学ぶ試合後のパーティー バンケットで見せた勇利とクリスの半裸(0.8裸)のポールダンス画像は必見です。

何回観ても新たな魅力に気づく『ユーリ!!! on ICE

全12話ある『ユーリ!!! on ICE』を、ハマってから軽く20回は繰り返し観ている私。そして、2017年9月23日から全国の映画館の4DXでアニメ1クールが上映されたので、何回もみてるくせに、劇場まで足を運んできました。ちなみに4DX処女を捧げてきました。

そもそも『ユーリ!!! on ICE』を小さなパソコンの画面で観て大満足していた私なので、映画館の大きな画面で観たら卒倒するなんて想定内の出来事だったんです。でも、4DX凄え。ヴィクトルが近寄ってくる時に、めっちゃいい匂いする。ただでさえ色気のある人がこんな匂い漂わせたらダメだって。干上がったアラサー女には刺激が強すぎますって…。

 そして大好きな楽曲を大音量で聴ける幸せ。加えて家では体感できない大画面でみるスケーティング。これ企画した人に感謝したい。

なにより、何度観ても面白いんです。同じキャラクターの行動ひとつとっても、実はこういう思考からくるもんなんじゃないかとか、「うそ、こんな表情してたの?」みたいなシーンが掘れば掘るほど再発掘されるんです。とにかく、何回観ても飽きないのです!!!

本当になんでリアルタイムで追ってなかったんだろう…。でも、こうやって魅力に気づいてのめり込める作品との出会いっていいなあと改めて感じているところです。

ぜひ、騙されたと思って1話みてください。ヴィクトルの乳首の美し、じゃなくって、映像・音楽・ストーリー全てに目が釘付けになると思います!!!